見出し画像

「GLEAT7・1TDCホール大会」応援ありがとうございました。

「GLEAT7・1TDCホール大会」応援ありがとうございました。

ご来場頂いたお客様、配信で見てくださったお客様あっての興行です。満員の会場で試合をさせていただく幸せと気持ちよさを今も噛み締めております。月初の平日月曜日に会場までお越しいただいた皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

試合は青木真也もエルリンダマンもこんなもんじゃないでしょって気持ちしかないです。いや。本当にこんなもんじゃないでしょう。こんなんでいいわけがないです。

「客の反応がすべて」であることは大前提として、僕は今回の試合にまったく納得できていません。自分の試合が終わって控室で首を傾げて溜め息をついて、メインの試合を見てまた首を傾げて溜め息をつきました。自分にも取り巻く状況にも悔しさと納得がいっていません。お客さんが納得していたとしても僕が納得できていません。僕が納得できてお客さんが納得できていない試合がいいかと言われればそれもダメです。要するに客も自分も相手も納得できる試合ができてこそなのです。

エルリンダマンさんとはもっとスイングした試合になると思っていたし、期待もされていたとは思うのですが、蓋を開けてみるとただただ意地悪に僕が完封する展開でした。エルリンダマンさんを納得させる上手な選手はグレートにはたくさんいるだろうけど、エルリンダマンさんを悔しがらせられる選手はグレートにはいないだろうから、その視点で見ると新鮮で意味のあるものだったとは思います。意味はあるのかもしれないけれど、エルリンダマンの貴重なビックマッチの1試合の無駄遣いとも言えて、意地悪おじさんに捕まって申し訳ない気持ちも幾許かあります。もっとガッチリ攻防できたはずです。

僕の感情としては「相手をあげて納得させたい」気持ちもあって、理想は相手も自分も気持ちがいい試合をしたいです。闘争である以上は両者が納得して上がることは稀で難解ですが、格闘技でもプロレスでも自分も相手も納得して上がる試合を理想に置いています。その意味では僕は勝ちはしたけれど、僕もリンダマンさんも納得していないわけですから、理想の試合とはなっていません。

今回のエルリンダマン戦が互いに納得できなかったが故に「先に繋がる」と考えることができて、創り手としては先があると考える甘えた思考はいかんのですが、先に繋がったのだと思います。実際にプロレスルールではジャーマンで3カウントで終わっていたのだろうし、最後のトペコンヒーローももらっているわけですから、今度はプロレスルールで手合わせできたら全く違う種類の試合になるはずです。これは次回の楽しみにとっておきます。エルリンダマンさんとは「またお願いします」なはずです。

はい。メインイベント。中嶋勝彦さんが初のUWFルール戦で王座挑戦&戴冠。初参戦&初のUWF戦で王座挑戦させてしまうのはどうなんだって思う気持ちはありますが、チャンスをものにする中嶋勝彦さんの「強さ」は認めざるを得ません。その強さは僕が求める僕が定義する強さかどうかは首を傾げるところですが、結果が出ているのだから認めざるを得ません。結果が全てなことを僕が一番よくわかっています。その意味では参戦してから2年で王座挑戦権を得る結果を残していない僕がダメです。僕はグレートの所属ではないですが、グレートが好きでグレートへの想いもUWFルールへの想いもあります。その気持ちがある故にこれでいいのかって気持ちはあります。

中嶋勝彦さんは王者になってしまった以上は逃げられない立場です。年内に青木真也が挑戦する機会が欲しいです。今のプロレスファンは青木真也が怖いとか凄いと思っていないと思うのですが、怖さと凄さを出すような試合をしたいと思っています。中嶋勝彦とやりたい。UWFルールでやれるなら誤魔化した試合をしないで済むし、UWFルールは誤魔化しがきかないルールですからね。まあそれはそれとして。


ここから先は

79字
この記事のみ ¥ 300
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

サポートありがとうございます。選手活動、表現活動の活動費用に当てさせていただきます。更なる良いもの、面白いものを創作する原資に大事に大事に感謝を込めて使わせて頂きます。