青木真也 shinya aoki
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計量超過も乱闘も「やったもの勝ち」の社会は現実だけど、それでいいのか問題
米国ボクシングではライアンガルシアさんがビールを飲むパフォーマンスをした上で計量超過で試合に勝利、日本ボクシング(世界戦)では堤駿斗さんが計量超過で試合に勝利、格は一気に下がって性質も違いますが、昭和回帰で雑な演出が否めない「NARIAGARI」の会見でヨカタが暴れて、スポンサーを怒らせたヨカタが結果試合後にスポンサー獲得(茶番感に関しては各自調査で)と「やったもの勝ち」な傾向が続いていて、首を傾
もっとみる地方遠征で脱力する時間が大切
日曜日の大阪「NARIAGARI」に合わせて、大阪博多と遠征しているのですが、酸素カプセルに入ったあとのような頭が冴えてくる感覚があります。旅に出て環境を変えることで出てくる発想やリフレッシュは大事だと身を以て感じています。効率や生産性や合理性のみを考えると弾丸日帰りですが、余白をとるように旅をプラスするスタイルは大事なことだと僕は思います。生産性や合理化って突き詰めていくと面白くない作業になって
もっとみる「NARIAGARI」のボヤ騒ぎ 問題「problem」を起こしていいのは腕のある人だけ
月曜日の朝に出る記事ですが、日曜日の朝に大阪まで「NARIAGARI」解説で向かっている車中の執筆です。大会後は遊郭に繰り出そうとする竹浦正起さんを羽交締めにして止めるの手一杯で手が空かないので、大会前に予め記事を仕込んでおくことをお許しください。格闘代理戦争を皇治推薦選手で出場させられそうになって、羽交締めにして止めたのと同じように竹浦正起さんを救いたい一心です。格闘代理戦争会見で芦澤さんの「柔
もっとみる外国人のいない日本の街でゆっくり過ごしたい
東京を脱出して、大阪に「NARIAGARI」解説で向かう日の朝に書くのもどうかと思うのですが、外国人のいない日本でゆっくりと過ごしたいと強く思うようになりました。あれある?これある?で通じる世界線で過ごしたいです。
2024年3月の訪日外国人が、単月としては史上初めて300万人を超えて、308万1600人だったとのことで、コロナ禍を上回る訪日外国人の数です。インバウンドで観光産業は潤うのだろうし
格闘代理戦争 準決勝 TEAM青木 中谷優我敗退 圧倒的現実を突きつけられる
格闘代理戦争 準決勝 TEAM青木 中谷優我の応援ありがとうございました。皆様の応援に応えられず準決勝敗退となりましたが、試合までのやれることはすべてやった上での結果で敗戦を受け容れています。ただ相手に負ける以前に自分に負けた事実を突きつけられて、僕は自分の無力さに落胆しています。
僕はこの敗戦にただただ堪えています。ずっしりときています。
敗戦という結果に堪えているわけではなく、「人は変われな
SNSで誰もが批評できる世の中で肝に銘じておくこと 素人がSNSをやる意味はない
SNSの出現で誰もが発信(批評)ができる時代になりました。SNSで発信するメリットデメリットを考えたとき、表に出る商売や商売の目的がないのであれば、やる意味がないと僕は思っています。要らん揉め事が増えてストレスを溜めるだけなので、素人(ヨカタ)がSNSをやる意味はないのですが、人は自己承認欲求や自己顕示欲を抑えきれずにSNSに手を出して、ドツボにハマってとっぴんしゃんであります。自己承認欲求や自己
もっとみる格闘代理戦争と減量 まずは安全第一
今週金曜日はAbemaの「格闘代理戦争 準決勝」です。
おれたちのABEMAで金曜日19時放送です。みんなで観よう!ABEMA格闘チャンネル!みんなで観よう!格闘代理戦争!
最近のコンディションと行き先未定な話
ここ最近はコンディショニング重視の生活を送っていて、格闘技の練習回数も内容も抑え気味にしています。練習を詰めてやっていないが故の不安はありますが、それでも試合が決まればそれなりに整えることができる自信があるので、コンディション重視のケガをしない生活をしています。
もっとみる思考停止のメリットデメリットの話
トレーニングスタジオBAMFの番頭さんと駄話をするのが、ここ最近できた僕の楽しみです。両者共に斜に構えて距離を置いた視点の駄話を徹底している上、番頭さんの格闘技界の視点でない意見に日々発見を頂いていて、おかげさまで今月は毎日note更新に繋がっております。ありがとうございます。
もっとみる職業肩書でなく「青木真也の表現」な話
先週日曜日は「プロレス」の試合をしていました。もう1週間が経ちます。世の中的にプロレスをしていたかと言われればプロレスをしていたんだろうけど、僕の中では「青木真也をプロレスで表現した」のであって、深層ではプロレスをしていたとは思っていません。これは格闘技戦にも同じことで「青木真也が格闘技で表現した」のであって、格闘技戦をしたかと言われると首を傾げて苦い顔になります。言われてる事はごもっともで間違っ
もっとみる年齢によって学びがある話 老いをマイナスに考えない
男性更年期対策で男性ホルモン補充療法をされている方から「若い頃を取り戻した 仕事も夜も猛打賞」との声を聞いて、羨ましいようで羨ましくないというか、若い頃を取り戻したらそれはそれで大変なので、怖さを感じてしまいました。笑い話で朝勃ちもするし、金属バットだ!なんて話をされると揺らがなくもいないけど、それはそれで迷惑に思って躊躇します。
4月は今のところ毎日更新をしていて、月刊購読がスムーズになってお
「客に合わせていないようで合わせている」 は大事なことでもある
自分が創りたいものを創るのは大事なことで、創り手をやっているのであれば手放してはいけないことですが、自分が創りたいものだけ創っていても客が来なければ「商売」になりません。
もっとみるSNSにおける手塚裕之さんのフリーライド乞食芸とプロ格闘技の仕事作法
ONEで5連勝5連続フィニッシュにも関わらず、大会の勝負所を任されることなく、一向にうだつの上がらない手塚裕之さんが持ち前のフリーライド&乞食マインド全開で、今日も元気にSNSで活躍されています。さすがに見苦しいから、彼の周りの人は羽交締めにでもして止めるのが優しさだと思うのですが、御本人がSNSのヨカタに空気を入れられて、酔っ払っているから仕方がありません。売名ならばまだよくて、しっかり乞食枠に
もっとみる「ルオトロチン」 裸でやる袖車絞 クリエイティブと温故知新
ONEグラップリング戦線はルオトロ兄弟とマイキームスメシさんの独壇場というか漁場となっていて、ONEグラップリング戦線を見るというよりかはルオトロ兄弟とマイキームスメシさんを見る場だと思います。新しいジャンルを定着させるにはアイコンが必要ですが、良くも悪くもONEのそれは分かりやす過ぎて、一歩引いたところで見てしまうのもまた事実です。「グラップリング」を見るのであれば、アメリカの大会やADCC界隈
もっとみる業界何度目かの減量ブームと青木真也まさかの体脂肪9.3%
格闘技界隈に定期的にやってくる減量ブームがやってきていて、階級変更する選手が増えています。それと同時に減量法と減量サポートを声高に叫ぶトレーナーの方々が出てきて、きな臭さを感じずにはいられないのと藁にもすがりたい人を商売にするのは僕の良心ではモヤモヤを感じてしまいます。スペシャルドリンクとか倒せるバンテージ巻きとか、通常時は何とも思わなくとも試合前で藁にもすがる気持ちだとすがってしまう気持ちもわか
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