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小池浩『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』

人生、ビビることなんかひとつもねーんだよ!

私的要約

私たちの人生は、全て私たちの宇宙へのオーダー通りになっている。
つまり、私たちは、望み通りの人生を送っているのだ。
例えば、多額の借金があるとする。『こんな借金返せない。』と日々つぶやいていれば、それは、『こんな借金返せない自分』を宇宙へオーダーしており、それが叶ってしまっているということなのだ。『私にはできない。』『私には無理だ。』つい口に出てしまいそうなこのネガティブなワードに沿って行動することで、実際にそのような自分になっていってしまっている。口癖というのは、自分が心底信じている、『人生の大前提』なのだ。
だからといって、『なんとかしてください。』と叶えばなんとかなるかというとそうではない。飲食店で『何かください。』と注文しても何も出てこないように、宇宙には、自分の理想の姿を『より明確に』『結果を決めて』『期日を切って』オーダーする必要がある。そして、それが出てくるのを信じて待つのだ。
人間の意識は宇宙とつながっている。普段私たちが感じている顕在意識は、私たち人間の小さな思考回路で考えている小さな意識であるが、その先にある潜在意識には、顕在意識の6万倍の容量がある。しかし、ネガティブな言葉を長い年月発し続けていると、願いをオーダーするのに必要な宇宙パイプにネガティブなエネルギーが流れ込んでボロボロになってしまい、オーダーが通りづらくなってしまう。この宇宙パイプをきれいにする方法がある。
それは、『ありがとう』『愛してる』を口癖にすることだ。『ありがとう』と『愛してる』を口癖にすることで、顕在意識と潜在意識を相思相愛にすることで、オーダーが格段に通りやすくなるのだ。そして、オーダーにはタイムラグがある。飲食店で注文したものが、調理している間はすぐに出てこないのと同じで、宇宙へのオーダーもすぐには出てこない。これは、ネガティブなワードを長年吐き続けていれば、そのオーダーがどんどんたまっていっているのでなおさらである。しかし、宇宙はオーダーを受けた時から動き始めている。アンラッキーなことが起きたとしても、そこで『やっぱりだめか。』と思ってしまえば、その現実をオーダーしてしまったことになる。そうではなく、そこで、『やった!これで願いが叶ったぞ!』と思うことが大事である。アンラッキーなことでも何でも、あらゆることに紐づけてこの言葉をいうことで、オーダーを重ねることになり、より強力に叶っていくのだ。
『ありがとう』『愛してる』が口癖になり、『ありがとう』『愛してる』が当たり前に口から湧き出してくる毎日。心の中が『ありがとう』『愛してる』で満たされている毎日。そんな毎日だからこそ、『ありがとう』『愛してる』と伝えたくなる現実が、日々そこにやってくるのだ。

教育×読書

この書から感じ取れることは、自分の夢をつかみ取ろうと思ったら、決してネガティブな気持ちに負けないことが大切だということだ。
私の経験上、これまで何人も大学受験で奇跡ともいえる大逆転を起こした子たちを見てきた。傍から見たら、奇跡なのだが、当の本人と私にとっては、それを起こすのが当たり前なのだ。『無理かも』なんて考えることもない。誰から『無理』だと言われたとしても、それに屈することなく、成功することしか考えていないのだ。私も、彼らのその姿しか考えず、そうなるための戦略を伝え励まし続けるだけなのだ。本当にがんばっている人は、がんばっていることに気づかないとよく言うが、本当にそうだと思う。がんばることが当たり前の習慣なのだ。そして、それができるのは、自分を信じ続けているからだ。ポジティブであるためには、宇宙(=自分の潜在意識)に語りかける強い情熱と自分を認め愛し続けるエネルギーが必要だ。これを持っている子が夢をつかみ取るのだ。
性格的に無理という子もいるかもしれないが、それは変えることができる。変えられるのは、私たち塾講師の関わり方だ。私たちがどこまでもポジティブに、そして、ポジティブであるためには強い教務力と戦略、実行力、を持ち続けなければならない。

私的感想


この本、大好きです。
買ってから数週間、何周読んだかわかりません。
私の最近の口癖は、『愛してる』『ありがとう』『やった!これで叶ったぞ!』『チャリンチャリン』など、この本から学んだものばかりです。
この本はたくさんの人に読んでほしいです。とくに、うちの生徒みたいに若い子たちに読んでほしいですね。
今まで読んだ中で、一番わかりやすい『引き寄せの法則』の本でした。


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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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