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画面の中から飛び出した読書会【2022.10.16.Sun.リアル読書会に想う】

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去る10月16日(日)、私の参加しているオンライン読書サークル『書斎倶楽部』の主宰である尾崎コスモスさんが東京都神保町でリアル読書会を開催された。昨年から月1、ないし月2回ペースで開催されてきた書斎倶楽部オンライン読書会も順調に回数を重ね、9月で第15回開催を迎えた。メンバーはこの1年間で着実に増えていき、尾崎さんは電子書籍を出版し、そして、満を持してのこのリアル読書会の開催となった。

尾崎コスモスさんのリアル読書会への想い

私自身は、諸事情がありこのリアル読書会には不参加であった。
代わりにオンライン参加させてもらう予定だったが、ラスト30分程度しか参加できなかったので、主にはアーカイブで楽しませていただいた。参加者が皆、楽しそうに活き活きと本の紹介や本についての意見を交わしているのを見ていると、こちらまで気持ちが温かくなり、自分もリアル参加したかったという気持ちがより一層強くなった。

尾崎さんの読書会の素晴らしさは、何と言っても『温もりのある読書会』であることだと思う。主宰を始めとし、参加者が皆温かいのだ。読書会なので、本が好きという熱量を相当持った方が集まっているのは当然なのだが、私のように読書が好きとは胸を張って言えないような人間でも毎回気軽に参加できてしまうのは、やはり参加者の皆さんの温もりがあってこそではないかと思っている。参加者は、生まれも育ちも性別も年齢も職業もバラバラである。様々な価値観を持つ人たちがお互いに自分が良いと思った本を紹介していく中で、それらにまた興味を持った人たちがその本や関連書籍などを読み意見を交わしていく。これまで、理系文系問題などそうやって議論が交わされたテーマが幾つかあった。私は、こういう状況を、『自分一人ではたどり着けなかった場所』と呼んでいる。

英語に『We have a good chemistry.』という表現がある。『私たちは相性が良い』という意味の文だが、直訳すると、『私たちは良い化学反応を起こす』という感じに訳せる。私はこの表現を見るといつも書斎倶楽部を思い出す。書斎倶楽部のメンバーの関係性は、正に良い化学反応ではないだろうか。読書会では、個々の持ち味が合わさることで、それが化学反応を起こし、より深い学びの場となっていると感じられる。この化学反応がなければ、私は『自分一人ではたどり着けなかった場所』に連れて行ってもらえることはきっとなかっただろうと思う。

今後、リアル読書会は更に発展していく予定である。
来春には、私の地元まで尾崎さんが足を運んでくださって読書会を開いてくれるらしい。もちろん参加である。今回参加できなかった分も存分に楽しませてもらいたいと思っている。

読書会を通じて結ばれた縁に感謝するとともに、この縁を深め、さらに広げ、また新しい縁を結んでいきたいと強く願っている。この読書会の場を提供してくださっている尾崎コスモスさんには改めて感謝申し上げるとともに、今後の益々のご活躍を、心より願いたい。

尾崎コスモスさんの作品



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