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Asamiy『睡眠負債を1週間で返上しました!~睡眠マインドと睡眠衛生を整える本~』

眠らないという進化を遂げた動物はいない。

私的要約

『睡眠負債』という単語を耳にする機会が最近多い。2020年の睡眠に関する調査(フジ医療器)では、睡眠に不満があるという人が、実に9割もいるそうだ。
日本人の睡眠時間は、短くなり続けている。国による『国民栄養・健康調査』によれば、睡眠時間が6時間以下の人は平成20年には全体の3割未満であったのに対し、平成27年のデータでは4割近くに急増している。逆に、7時間以上の人は大幅に減っている。
眠らないという進化を遂げた動物はいない。睡眠の役割は、『長く眠ること』ではなく、『起きている間に脳を働かせるためにメンテナンスをすること』なのである。
睡眠の質を高めるためには、睡眠に関する知識を提供し、睡眠習慣を改善する指導法である、『睡眠衛生』を整える方法が良い。
具体例としては、
・定期的に運動する
・寝室環境(温度や湿度、音や光)を整える
・規則正しい食生活をして空腹では寝ないようにする
・就寝前の水分の摂り過ぎに注意する
・就寝前のカフェインや飲酒を控える
・ベッドの中では考え事をしない
などがある。これら、睡眠衛生を整え、睡眠マインドを変えていけば、睡眠負債は返上できるのだ。

教育×読書

本書にも書いてある通り、人によって睡眠負債を抱えずに済む睡眠時間は違う。
睡眠をやみくもに削れば良いというわけではないということだし、逆に長く寝れば良いというものでもない。何をするにおいても、効率を重視しなければならない。
私もよく、睡眠時間を削り過ぎて、日中に眠くなってしまうことがある。これでは本末転倒である。効率よく稼働するための睡眠時間が決まっているのであれば、それを正しい時間に正しくとるに越したことはない。
本書にあった『眠らないという進化を遂げた動物はいない。』という言葉通り、人間は睡眠をとらなければならないという事実には逆らえないのだ。そのことを肝に銘じ、質の良い睡眠をとることも、私たちが生徒に教えていかなければならないのだろう。

私的感想

私は最近、どうも体調が良くないので、一度子どもを送り出した後に午前中はまた寝るという行動をとっています。気圧の変化による頭痛持ちなので、冬場は弱いのです。
朝に2度寝をしなかったら夜の間は5時間睡眠になるのですが、これだとどうも日中眠くて効率が下がっているような気がするので、私の場合、5時間睡眠は身体に合っておらず睡眠負債を抱えているということなのでしょう。潔くしっかりと睡眠時間をとりたいと思います。寝ずに活動できたら、とよく思いますが、睡眠をとらなければならないという事実には抗えないということですね。おとなしく寝ておきます。笑

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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