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生田優星『コロナ時代を生き残る会社員が続ける~心が潤う~メモの習慣』

買ったはいいけれど使いこなせていない そんなあなたに…

私的要約

メモの効果には大きく3つある。
① 頭の中の情報が整理される
② メンタルコントロールができる
③ 成長の素材になる
自分の頭の中の整理が行え、思考がスッキリとすることで、ネガティブ思考からポジティブ思考に変わることができる。
また、メモの活用とともに、手帳を活用していくことでスケジュール管理能力が上がるし、手帳に『なりたい自分』を描くことで、目標に対する明確な行動がとれるようになる。
ポジティブ思考で、『なりたい自分』への明確な行動をとっていくことで、結果として周囲から見られる目も変わっていく。『この人になら仕事を任せられる』『この人と一緒に仕事をしたい』と思われるようになれば、先の見えないコロナ時代においても活躍できる人材となっていけるのだ。

教育×読書

本書の中に、

小休憩や移動時間というのは、どうしてもスマホを触りネットサーフィンやSNSの閲覧、ゲームなどに走ってしまいがちだから、このような時間にスマホの手をメモ帳、ペンに握り変えてみてはどうか

という提案があった。

休憩や移動時間というのは脳が休息しているため、クリエイティブな発想がしやすいのだそうだ。リラックスしている時ほど、良いアイデアが浮かびやすいということである。
クリエイティブな発想とは、勉強においては解法が思いつくことだろう。移動時間や小休憩は、英単語などの暗記に時間を使っている生徒が多いだろうが、もしかしたら数学や物理などの理系科目を考える時間にしてみる方が案外、時間を有効に使えているのかもしれない。
私の場合、移動時間は車の運転中なので、そんなことをすると自殺行為になってしまうのでしないが、誰かの車に乗せてもらっている時や、電車に乗っている時にはぜひ試してみたいものである。

私的感想

Kindle Unlimitedで見つけ、コロナ禍におけるメモ術、手帳術と思って読んでみたのですが、ちょっと思っていたのとは違った内容でした。笑
逆に、コロナ禍だからと言って特別なことなどする必要がなく、手帳術、メモ術においては時代の流れに囚われず、従来のものを行っていけば良いのだということを改めて感じました。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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