小池浩『マンガでわかる!借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』
人生はいつだって逆転可能なんだよ!
私的要約
人生、そして私たちの宇宙は、私たちの『選択の数』だけ用意されている。
自分の宇宙に起きることは、占いでは決まらない。占いを『採用する』か『採用しない』かは、自分次第なのである。つまり、『選択する権利は自分にある』ということを忘れず、決断して行動していくことが大切である。『選択する権利が自分にある』ということは、『選択した全責任は、自分がとる』という前提で生きることである。人生の面白さや醍醐味は、ここにあり、私たち人間が地球に来た理由でもあり、『自分の中の本当の自分』が望んでいることでもあるのだ。
『結果を決めて宇宙にオーダーする』ということは、自分の未来を、『何を食べたかを思い出すかのように』明確にイメージすることである。明確に想像できることというのは、すでに宇宙にはその現実があるということを意味しており、そのため、どんなに突拍子のない願望であっても、思い浮かぶ限り実現は可能なのである。しかし、人間にできることは『結果を決めることだけ』であり、そこまでの方法手段は、宇宙の無限の叡智、無限の叶え方に委ねてしまえば良い。そして宇宙から発されるヒントを基に、行動し続けていけば、結果へとたどり着けるのだ。
教育×読書
この書に、『ものごとを途中で切り取って見るな!』という言葉があった。宇宙はドラマティックな演出が大好きであるため、あえてクライマックスに向けてどん底をもう一度味わわせようとしたり、ありえない展開を用意したりする。しかし、何があろうと『一寸先は光』である。うまくいかないことがあるとき、『二度あることは三度ある』と思うのか、『三度目の正直』と前を向けるのか。これがオーダーを左右するとのことだ。トータルで見た時にゴールにたどり着けば良いのに、物事の一部だけを切り取って見て、もうダメだと勝手にあきらめてしまうことこそがダメだということだろう。
ものごとの大局を見ることは大切であると思う。俯瞰して見るとよく言うが、本当にこの意識は大事だと思う。特に、勉強に関してはなおさら強く思う。今までの経験上、受験生の成績が上がり続けることはまずない。(受験生に限らず、低学年もだが。) 必ず、ジグザグ上下を繰り返していきながら、壁にぶつかり一歩、あるいはそれ以上に下がりながら、また乗り越えていく時にぐっと伸びる。それを繰り返していきながらゴールまでに着実に力が伸びていくのだ。マイルストーンを超えていくことを積み重ねていくことで、ゴールに辿り着いていくのだ。それを、ゴールやマイルストーンに達成するまでの道半ばで『点が上がらない』と志望校を下方修正させてしまうのは、私は反対である。しかし、マイルストーンの設定が甘ければ、ゴールに辿り着くのに時間がかかったり、遠回りになってしまうこともあるだろう。私たち塾講師としては、志望校合格に向けての正確な目標設定と達成手法の提示のみならず、正確なマイルストーンを設定してやり、大局を見据えて指導していくスキルを磨き続けなければならないのだろう。
私的感想
三部作の第2作。マンガ版でした。
実は私は、このマンガ版から先に読み、イメージを膨らませた上で第一部を読みました。
この宇宙さんの教えは、ぜひ小学生の高学年や、中学生、高校生に知ってもらいたいのですが、読書が苦手だったり嫌いだったりする子が多いので、このマンガ版から入っていくのがいいのではないかと思っています。
幸せな人生をつかんでいる人は、とにかく動いている人です。行動した人だけが行ける素晴らしい世界に、私も行きます。ありがとうございます。
-----
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
このnoteでは、『教育×読書』をテーマに様々な本の『要約』『転用』『感想』を記事にしています。スキ・コメント・フォローなどいただけますと大変励みになります。
今後ともよろしくお願いいたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?