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【41】週末家族の暮らし~30代夫婦決断編~

我が家の長女、
マイちゃんが
先々の大学進学の事や、
未来の選択肢の拡げ方を考えて
県外の公立高校へ行きたいと決めた。

"えー!!せっかく中学受験したのに?"
とか

"今の成績で推薦もらえるのに?"
とか


そんな
夢のない、笑顔の生まれない、
言葉なんてかけたくないし


進路や生き方のレールなんて、
自分以外で敷かれた痛みは
苦しいほど知っている。


だから、
わたしは
単純に
良かった、と思った。


我が子が、自分で考えたり悩んだり、
もがいていること。

自分で道を決められたこと。

やりたいことは決して一本道ではなくて
もし、医者になりたい気持ちが途中で
途絶えてしまっても
そのときに選択肢を持っていたい。とまで、
先々のビジョンの幅を拡げられていたこと。


その
どれもが、
嬉しかったし
どれもが、
素敵だと思った。。


素敵だなーと思う相手は
年齢や
血筋や
経験値なんて関係ない。


私は、娘が
素敵な人だと
誰に恥じることもなく、
そう、思っている。


そんな娘の決断に
一念発起した私たち夫婦。


地位や名誉や財産なんて
無いのだけれど、

代わりに
フットワークの軽さだけは
二人とも
昔から謎にある。


夫婦一緒に暮らしていて
ある時は三年で三回も引っ越しした。


旦那さんは今、
新卒でスタートしてから
中間管理職の役職についている現状から
脱サラする道を模索している。


来年から何をしようかと
今、二人で模索していることは
不安なようで、
実は楽しかったりする。


一番身近な旦那さんが
毎日一緒にいる旦那さんが
そんな風に物事を考えているのか~とか
好きなこと、嫌いなこと
やりたいこと、苦手なこと
わたしから見えていた旦那さんの頭の中とは
やっぱりズレがあって
その"ズレ"
発見していくことすら、
今は楽しく思う。


大きな借金はない。
そして、大きな財産もない。


そんな暮らしや、
はたまた
その先の変化に
子供三人もいるのに
不安がないだなんて、
なんて無責任な母親だと、思われるだろうか。


たくさん悩んで決断してもいい。
不安をも楽しんで決断してもいい。
自分の心のコンディションなんて
同じな日は決してない。

そんな風に
母業に踏み込む前の
15年前の私は
間違いなく思えなかったであろう。



そして
私は、
旦那さんが、脱サラして
何をするのか決める前に、

まず
自分がこの家庭を守るために
医薬品登録販売者の資格をもって働く事で
少しの安定を求め
決断した。


マイちゃんの試験より早く
私の試験がある。


なんとか
良い波に乗せて
バトンを渡したい。


良い波のバトンを渡せるか不安になり、
今この夢を掲げない方が
タイミング的に良いのか、とも
思ったが


通りかかった船に乗らない私じゃない。



マイちゃんに良いバトンを渡そう。



#決断 #生き方のレール #脱サラ #無責任な母親
#良いバトン #フットワークの軽さ


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