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業者でない個人の菜食者と出会うのはとても難しい。

菜食者と知り合いたくなった私、最終的に謎アプリを使いはしたものの、もちろん最初はTwitterやInstagramに頼ったのであった。

でも、なぜだろう……。
業者しか見つからない。業者とは言わないまでも、肩書きのある商売アカウントしかいない。なんなら検索結果には「ベジタリアン(笑)」すら含まれる。
Instagramにいいねをくれるのは、ほとんどが商売アカウント。通りすがりのいいね。おそらく自分のアカウントに誘導したいためのいいねも多分に含まれているだろう。

違うんだ。
もちろん、そういうアカウントの需要があることはわかっている。
菜食やライフスタイルについて積極的に情報発信している人をフォローしたい層がいることもわかっている。
でも、私が出会いたいのは、ごくごく一般の、世間にそっと生息している名も無き一般人の菜食者なんだ。
私と同じように、食習慣に理解を得られない世の中で、日々自分が食べるものを確保しにくい世の中で、賢明に謙虚に生きている善良な一市民なんだ。
どこに行けば出会えるのでしょうか。
商売っ気のないピュアな菜食者は、どこに隠れているのでしょうか。

そう途方に暮れて、ふと思う。
もし私が、将来同じように商売を始めたとしたら、あるいは既に菜食を商売としていたとしたら、そんな一般の菜食者とは、対等な立場で仲良くなれないんじゃないだろうか。
名も無き一市民だからこそ、変な警戒をされずに知り合うことができるんじゃないだろうか。
もしかして、すごいチャンスを有しているのでは!!

それで、こうして自分の考えを表に出していってみようと思った。
もしかしたら、私と同じように感じている菜食者に、見つけてもらえるかもしれないから。
現れるのだろうか。
私の考え方にシンパシーを感じてくれる人が。

ちなみに、めげずに探し当てた数人の菜食者さんを、Twitterでフォローしてみた。
フォローを返してくれた人もいて、平和なやり取りもできた。
ありがたい。
私のTwitterアカウントは、健康な人ならちょっと近づきたくないような、何やら体の不調でうだうだしてるめんどくさいアカウントだ。
そんなアカウントでもシャットアウトしないでくれて、ありがたい。

マイノリティ人間なので、どこかのタイミングで離れられても仕方ないとは思いつつ。せっかくの出会いなので、つながり続けていけたらいいなと思っている。

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