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【MIL】新たに40人ロースター入りした選手を一気に紹介

ブルワーズ担当のあなんです。
今回は、トレード、FA、ルール5ドラフト、ルール5対策などで新たに40人枠に加入した選手を紹介します。

※こちらで取り上げた選手は割愛してます。

※今回からお試しで、選手名をカタカナでも表記してみました。なるべく現地の発音に近づけるよう、Youtubeで聴いてみたりしてます。

〇 Javy Guerra (ハビー = ゲラ)

【MLB】
17試合 16.0イニング 10奪三振 11四球
ERA:5.00 FIP:6.17 

【AAA】
43試合 41.1イニング 69奪三振 18四球

ERA:1.74 FIP:2.61 xFIP:3.62
K/9 11.32 BB/9 3.48 HR/9 1.50

11/18にレイズからDFAされて加入した27歳リリーフ右腕。90マイル後半の速球(フォーシーム・シンカー)とスライダーを投げるパワーアームです。デビュー当時はなんと守備固めのショートで、1年後に投手転向しました。ブルワーズではハイレバレッジな場面の起用が見込まれています。

savantをみてみると、今シーズンはスライダーの割合を増やしている一方、RunValueは悪化しています。個人的に気になったのは、20年と比較してスライダーの横変化が減少している点。Active Spinも33%。フォーシームの質は良いので、スライダーの改善が第一でしょう。


〇 Tyson Miller (タイソン = ミラー)

【MLB】 
4試合 5.0イニング 0奪三振 3四球
ERA:5.40 FIP:7.59 

【AAA】
29試合(16先発) 89.2イニング 69奪三振 18四球 
ERA:4.52 FIP:4.88 xFIP:4.52
K/9:11.4 BB/9:4.0 HR/9:1.4

Boxbergerのクラブオプション破棄と同時に獲得発表された右サイドスロー。今シーズンはTEXに所属していました。90マイル前後のフォーシームとシンカー、スライダーを投げます。AAAでは先発とリリーフを半々でこなしており、来年はロングリリーフで起用されるとみられます。


〇 Blake Perkins (ブレイク = パーキンス)

【AA, AAA】
101試合 397打席
.246/.357/.456 15HR 50打点 21盗塁
BB%:13.6 K%:23.2

マイナーFAでNYYから獲得した26歳スイッチヒッターの外野手。執筆現在、MILが唯一MLB契約を結んだFA選手となっています(マイナーFA選手なので実質ゼロ)。

もともと守備の評価が高かった一方、打撃は毎年ぱっとしていませんでした。しかし今シーズンは打球に角度がついたことで長打が増加。HR数も倍に増えています。

現在MILの外野手はYelich、Taylor、Mitchell(、Winker)の4人。Perkinsは第5の外野手としての立ち位置が想定されます。足が速いという点ではMitchellと共通しており、パワー面で上回れればセンターのレギュラーを奪えるでしょう。


〇 Owen Miller (オーウェン = ミラー)

【MLB】
130試合 472打席
.243/.301/.351 6HR 51打点 2盗塁
BB%:6.8 K%:19.7 85wRC+ fWAR 0.6

CLEからトレードで加入した26歳の右打ち内野手。出身がブルワーズの本拠地ウィスコンシン州で、小さいころからブルワーズのファンだったそう。インタビューで好きな選手にRyan Braunを挙げたところ、なんと本人からメッセージが届きました。粋な計らいですよね。

SEAから獲得したToro同様、Millerも複数の内野ポジション守れます。今シーズンはほとんど1Bを守っていましたが、本職は2B。肩は強くないですがフィールディングに問題はなく、Petersonのようなユーティリティとしての働きに期待できます。


ここから4人はルール5ドラフト対策でロースター入りした選手です。


〇 Brice Turang(ブライス = トゥレイン)

【AAA】
131試合 603打席
.286/.360/.412 13HR 78打点 34盗塁
BB%:10.8 K%:19.6 108wRC+
Brice Turang

18年ドラフト1巡目指名でMILに入団した23歳の左打者。昨季からAAAでプレーしています。昨年までは卓越したゾーン管理に対してパワーレスが課題でした。しかし今年はHR数が倍に増加。MLBに適応する準備を着々と進めています。

守備の評価は高く、本職のショートのほかに、2B、3B・CFと様々なポジションにも就いています。将来の正二塁手・遊撃手候補ですが、23年はUriasやToro、Millerなどと併用されると思います。


〇 Abner Uribe (アブナー = ウリベ)

18年インターナショナルドラフトでMILに入団したドミニカ出身の22歳右腕。100マイル近い速球とキレのあるスライダーが武器のパワーピッチャーです。将来のクローザー候補。投球フォームからCLEのClaseを彷彿とさせますね。

今季は開幕直後に左ひざの手術を受けた影響で、わずか3イニングしか投げていませんが、AFLでは10イニング14奪三振、2四球、ERA0.90と圧巻の成績を収めています。コマンドがまだまだで、昨季1AではK/9が13.9でBB/9は6.7。四球を減らすのが直近の課題です。


〇 Cam Robinson (カム = ロビンソン)

【A+, AA, AAA】
52試合 65.0イニング 84奪三振 30四球 
ERA:2.49 K/9:11.6 BB/9:4.2 HR/9:0.1

2017年ドラフト23巡目指名でMILに入団した23歳右腕。今季はA+からAA、AAAと一気に駆け上がりました。球種はフォーシームとカッター、カーブの3つ。少し沈み込んでから投げ下ろすフォームが特徴的です。元々奪三振力は秀でてましたが、今シーズンはカッターの球速を上げ、ゴロも量産するようになりました。縦に鋭く落ちるカーブも魅力的。彼も将来のセットアッパー候補です。


〇 Jon Singleton (ジョン = シングルトン)

【AAA】
134試合 581打席
.219/.375/.434 24HR 87打点 3盗塁
BB%:20.1 K%:27.7 118wRC+

31歳の左打者一塁手。年齢からも察せるように、彼は既にMLBデビュー済みの選手です。かつてはHOUのトッププロスペクトで、2014年のMLBデビュー直前に5年$35Mの契約を結び、デビュー前に複数年$10M以上の契約を結んだ史上初めての選手となりました。

HOU時代のJon Singleton

しかし、MLBで思うような結果が出せず、16年オフにアウトライトされると、マイナーで薬物に手を出してしまいます。そして18年1月に薬物検査で陽性反応が出ると出場停止処分が下り、5月にリリースされました。

それから3年間野球から離れたSingleton。私生活などを見直し心身ともにリフレッシュすると、21年夏にメキシコリーグに参加します。ここでSingletonはOPS1.20を残しました。

その姿を見守っていたのが、14年当時、HOUアシスタントGMだったStearnsとHOUファームディレクターだったMcCracken(現野球部門特別アシスタント)。Singletonの復活を信じた2人は21年冬にマイナー契約を結んだのでした。

SingeltonとMcCracken

今シーズンはAAAでチームトップのOPSを記録しており、復活の兆しをみせたというところでしょう。しかし、ネックなのは正一塁手のTellezとスペックが丸被りなこと(左打者・一塁専・三振多・四球多)。似た者同士、それもコンテンドするには明らかに物足りない2人を並べてどうしたいのか。

Tellezのバックアップ??
→ 右のHiuraでいいじゃん。
  てかSingeltonオプション切れてるし。

残り2年のTellezを今シーズン中に売る??
→ コンテンドする気あるの…?

などなど。疑問はつきません。


〇 Gus Varland (ガス = バーランド)

【AA】
(先発)
7試合 26.1イニング 23奪三振 19四球 
ERA:8.54 FIP:8.09
K/9:7.86 BB/9:6.49 HR/9:1.21

(リリーフ)
34試合 44.1イニング 62奪三振 18四球
ERA:4.67 FIP:3.69
K/9:12.59 BB/9:3.65 HR/9:0.81

ルール5ドラフトでLADから獲得した右腕。プロデビュー時は先発でしたが、怪我などで成績が振るわず今季5月からリリーフに転向。この配置転換が功を奏しました。球種は92~96mphのフォーシームとスライダー、チェンジアップの3つ。フォーシームは空振りを奪う力があり、変化球もコマンドがよいという評価を受けています。

パワーアームのわりには柔らかさを感じられて好きです。

サムネ


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