見出し画像

2020年に聴いた音楽

2020年の聴いきてきた最高音楽アルバムを選ぼうと思う。割と聴く音楽全部いい!っていう瞬間があるので、そういうふうに印象に残ったアルバムを一応アーカイブ的な感じで残しておこうと思う。わたしがyoutuberだったらランキング形式にしているけど、youtuberじゃないし、特に誰かが読んでいるわけでもないから、未来の自分がこれ確かによかったよなあと思って、また聴くようになるように。てかSpotifyとかも年間振り返りみたいなのしてくれるけど、なんかしっくり来なかった。たくさん聴いた音楽が最高というわけでもないよなぁと思います。なので割と聴いていないアルバムを入ってたりします。アルバムジャケを見ながらこれは入れたいなってやつを入れます。

nuance 『mirai circus』(2017)

これは今年の最初ぐらい、いや3月ぐらいに同級生に教えてもらったもの。その時はtrack4の「I=envY」を聴いて普通に楽しく踊れたので印象に残っていた。でもわたしはtrack6の「サーカスの来ない街」も好き。わたしが元々サカナクションが好きということもあり、エレピ?の音が良くて、シンセのフレーズもいい感じ、それが切ないダンスミュージック感を出してる気がする。あと2番のサビの前の「トゥルルルー」もいい。あっ伸ばさないんだ、みたいな驚きがあった。元々この曲は宮原学という方の曲らしい。下の画像にもある通り、めちゃめちゃ聴いたというわけではないんだなと思う。

画像1

徳利『REVOLUTION』(2020)



徳利。よくちょうどいいツイートをしている人。きらめくで好きなラインは「1週間短すぎッ!」。そろそろわたしも森下に住みたくなってきた。徳利のリリックは徳利しか書けないだろうな。個人的な生活とか思いが伝わってくるし、ラップもユニークやから。

画像2


PUNPEE『The Sofakingdom』(2020)

めちゃめちゃ好き。hip hopなんやけど、めためたポップ。ヒップポップ。あと楽しんでやるマインドがいいよね…!PUNPEEってフックとかが注目されるけど普通にバースのフロウも伸ばしたり縮めたりしてて、聴いてて楽しいよね。このEPリリースされてから換気扇の下でイヤホンつけて踊ってた。音楽サイコー!!ってなるやつ。

画像3


JJJ『HIKARI』(2017)


JJJはこれからもっとdigりたい。ぶっちゃけぜんぜん聴いてないけど、普通にトラックとかビートに乗るのめちゃめちゃヒリヒリする感じで楽しいから絶対聴いた方がいいと思いつつも、聴いてないのである…!track3のEXPはジミヘンのサンプリング。これには凄い!!と思った。あと純粋にそれらがかっこいい!!!!

画像4


FKJ『Ylang Ylang EP』(2019)

純粋に聴きやすい。眠くないけど心地いい、そんな時には微かな自己憐憫に酔っちゃう。電子音的なドラムとピアノがええ感じ。

記録は見つからなかった。

The Fearless Flyers『Taileinds』(2020)

秋の夜。豊かな気持ちになる。楽しい音楽。ジャズ?ファンクやね。めちゃめちゃ踊れる。タイトなリズムってこんな感じの音楽のことを言うんだろうなと思う。

これも記録は見つからなかった。

The Radio Dept.『Clinging to a scheme』(2010)

一応シューゲイザーに分類されるようだけど、なんかチェンバーロックみたいな、室内楽みたいな、ベッドルーム音楽みたいな質感がありつつ、雨が降りそうな曇りの日にぴったり。

これも記録は見つからなかった。

AYLØ『Insert Project Name』(2017)

これはオカダダの記事がきっかけで知った人。alte10っていうプレイリストから、アルバム聴いて、いいなってなったやつ。

何もやる気が起きない休日の昼下がりに聴いたら、凄かった。暖かい沼に体が沈んでいく感覚。あとロマンティックなメロディーやと思う。

Beabadoobee『Fake it Flowers』(2020)

めちゃめちゃギター弾きたくなった。ミレニアム世代と紐付けられて紹介されることが多い。ミレニアムは不安と仲良しなんかね。認めざるを得ないけど。まぁそんなわけでI like it!陰鬱で爆発!って感じで、アルバム曲全部いい。Dye it Red、emo song とかシングルになってない曲もいい。何回でもいうけど、全曲いい。sorryとかめちゃめちゃ弾きたい。あとCareを聴いててNirvanaの smellsを思い出した。デンデンyeah〜、みたいなブレイクが入ると思うんだけど、ビーバードゥービーはデンデンcare〜って言ってて、うわ〜〜不安!!!ってこんな風に言葉にできるんか!と驚いた。

画像5

田中ヤコブ『お湯の中のナイフ』(2018)

最近またニューアルバムが出た。その前に長谷川白紙が表紙のミュージックマガジンを買っていて、それで知った。FKJもそうだけど。懐かしい感じがするけど、新しい感じもする。これなんだろう?と思う。休日に聴く。さらっと強いワードを入れてたりして、それも不思議。track6をよくリピートしてたみたい。オリジナリティって多分、いつの時代も新しさを感じさせるものなんだろうなと思った。

画像6

Jacob Collier『Djesse Vol.3』(2020)

洗練されてる。それも相当。和声が本当にびっくりする展開をつくる。この人は本当に凄い。必聴、名盤、そういうアルバム。いや、マジで凄いしか言えんな…。あと!ライブ映像も楽しいからYouTubeで検索してみて!

画像7

Mom『21st Century  Cultboi Ride a Sk8bord』(2020)

アルバムとして完成度すごない?ビートはトラップやけど、ウワモノとか歌のエフェクトでかなり違う仕上がり方になるんやなぁー。40年後という設定だけどコーヒーとか身近なものが出てきた。軽チャー


Haim『Women In Music pt.III』(2020)

ハイム。車を運転する機会が増えて、そういう時に、朝10時のドライブにもってこい。フレーズの絡まり方で変なグループが生まれてる。かと思えば、しっかり聴き心地のいい曲もあった。

画像8


Junes K 『SILENT RUNNING』(2020)

かなり良い。全部音が整理整頓されていてイレギュラーな音も違和感がなく入っている。恐ろしすぎるし、客演もトラックとあってて、凄いいいアルバム。もっと有名になれ!という気持ちがある。track10がわたしは1番好き。

画像9


TWICE『Eyes wide open』(2020)

twiceと言えばfeel specialだし、最高なんやけど、このアルバムはK-popって凄いイカしてるな!って思わせてきた。全体的に可愛いというより綺麗とか妖艶さだったりとか感じさせる。

12/17追記 今日聴いていたけど、別に綺麗さとか妖艶さとかなかったな。普通にカッコよかったわ。韓国のマーケットがビルボード目指しているからなんだろうけど、アイドル=可愛いとかじゃないんやろな。それは妖艶さとか綺麗さとかでもなく。実際そうなら、このアルバム出せないもの。まぁ要は音数が少なくても、展開の仕方が派手じゃなくても楽しく聴けるのは凄いよねって話。なんでなんやろな。歌が上手いとかまあんだろうけど、絶対それだけじゃないねんな。

画像10

altpalo『farawayfromeveryoneyouknow』(2020)

完全にこのアルバムが今年の象徴って感じ。mudは研修中よく聴いてた。これが自分のニュートラルな状態だとおもった。虚無とセンチが混じった感じ。

画像11


Bin Iver『I,I』(2019)

前半部はカタルシスがあるけどtrack7以降が不安になるというか、暗くなっちゃうな〜。これは車でかけられなかったけど、家でゆっくり聴いてたら違う世界にいきかけた。

画像12

XTAL『Aburelu』(2020)

これが今回の最後のアルバム。全部良すぎて良いしか言えないんだよね…。

画像13

4s4ki『おまえのドリームランド』(2020)

ドリームポップ。ことのはうすとかすねーるはうす関連できいた。ラップミュージック。友達に教えてもらった。最初はいや〜うーんって感じだったけど、何回か聴くといい感じやった。ちゃんと聴こうとなったきっかけはアサキがA.G.cookをプレイリストの中に入れていたこと。ラップミュージックがどんどん広がっていってギターの音を入れたりとかエモの要素を入れたりとか色々あると思うけど、ハイパーポップみたいな感じのやつは少ないように思う。しかも、チャプチューンとかも混ぜてあるところに日本のサブカルの匂いもあり、そういうところで繋がっていくの面白いなと思う。あと単純にメロディーがいいし声も魅力的。リリックもいい。なんか同時代性というか育ってきた環境で身の回りにあるものが自分の記憶と共通するものがあるし、そこに生きづらさが混ざってて、良かったと安心てしまうところがある。今、アサキ聴きながら書いてるから、そういう気持ちになってきた。でも自分が老いたらこの音楽を好きで居続けられるか分からない。拠り所になるか(自分の中で終わってしまったものとして!)、興味がないものになってしまうのか(自分で完全にそういう感情がなくなって退屈なものになるのか)は分からないが、今はどうでもいいか…。

あと、ウィキにはオルタナティブポップって書いてあったし、ハイパーポップもインターネット発で、なんか一悶着あったっぽい。というかハイパーポップって括りを使うのも良くないんかもしれない。それで語るの無理あるんやろうな…。還元主義的な…

まとめ!!!!!

今年は現行の音楽を探ろうって意識が強かった。まぁそれは日本語ラップ聴き始めたからなんだろうけど。それでいっぱい新しい音楽を聴いたし、それはそれでいいんだろう。けど、上位陣はあまり変わらんみたいやったわ。

画像14

tofubeatsとかあんまし聴いた記憶がないんだけど、ちゃっかり一位だし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?