DARK SOULS (PS3版)の思い出
DARK SOULS (playstation3)
(画像はhttps://www.darksouls.jp/detail_ds1.htmlより引用)
ジャンル: アクションRPG
発売日: 2011/09/22
自分がplaystationで初めてトロコンした作品。
いわゆる死にゲー・高難易度ゲーでありながら、プラチナトロフィー取得率は6.3%と高め。
それは一重に「困難を乗り越えた時の達成感」、これに取り憑かれたゲーマーの多さを表しているのではないだろうか。
前作Demon's Soulsのダークな世界観はそのままに、「SOULS-Like」という言葉を生み出した本作のクオリティの高さについては、自分が今更説明するまでもない。
コントローラーを投げ出す度に成長する
私がこのゲームを手にしたきっかけは、ニコニコ動画やyoutubeなどに動画を投稿している、ある実況プレイヤーのやり込み動画を観たことである。
そのプレイヤーは楽々と全てのボスを倒すし、縛りプレイでもスムーズに攻略をしていた。
しかしいざ自分で購入してみると、思うように進まない。動画を通じて敵の配置は知っているし、ボスの動きも見たことがあるはずなのにだ。
あるときは雑魚に囲まれて先に進めず、またあるときははボスで詰まり数日間足踏み、そんなこともざらである。
それでも心が折れなかった(あるいは折れても、またやる気になれた)のは、繰り返す度に少しずつ前に進めること、すなわち "成長" を実感していたからだと思う。
敵の動きが見える、反撃ができる。それでも諦めてコントローラーを置いた数日後、あんなにも苦戦していたステージが簡単に突破できることがある。
まさに"経験値"が身体に溜まり"レベル"が上がる、その快感がそこにはあった。
理不尽ではない絶望
ここまで死にゲーだの困難だのと表現してきたが、DARK SOULSをソロプレイするにあたり、明確に救済となる概念が存在する。それがソウルレベル(以下SL.)だ。
DARK SOULSでは敵を倒すとソウル(お金と経験値を兼ねる)を入手できる。それを集めることでレベルを上げ、ステータスを上昇させることができるのだ。まあ、死んだらソウルは落としてしまうのだが。
どれだけ勝てなくてもSL.を上げてステータスに割り振れば楽になる。わかりやすいのは体力(HP)や持久力(スタミナ)であろうか。
これによって、どうしても勝てない敵はレベルを上げて殴る、従来のRPGゲームのような手段を取ることができる。
他にもオンラインで他のプレーヤーや、NPCを呼ぶ機能もあり、1人では勝てない敵も複数人なら勝てる、そんな手段も取れる。ちなみに筆者はほぼオフラインのプレイであった。
多彩なビルドと周回要素
トロフィー取得という話からは逸れるが、このゲームの魅力の一つに、育成の自由というものがある。
先にも述べたSL.をあげてステータスを割り振る、といった仕様により、自分のプレイスタイルに合わせて、好きなようにキャラクターを育てることができる。
重たいハンマーを担ぎ一撃必殺を狙う脳筋スタイルもよし、短刀や刀で素早い攻撃を繰り出す技量スタイルもよし、魔法を使うも奇跡を使うもよし。どのスタイルでも(極論レベルを1つも上げなくても)ラスボスやDLCボスまで倒すことが可能である。
これによって、一度クリアしてもビルドを変えてもう一周、全く違う楽しみができるのがDARK SOULSなのだ。
さらに、同じデータでもクリア後に次の周回に進むことで、敵が強くなった2周目以降に突入することもできる(敵の強さが上がるのは7周目まで)。
トロコンにあたっては一つのデータで3周するのが効率が良いため、自分は初めそのようにプレイした。
ちなみに最初から終盤まで使っていたのはクレイモア。見た目のカッコよさとその使いやすさに惹かれた。
トロフィーコンプリートまで
さて、このゲームはトロコンするために最大3周のプレイと、ある程度の稼ぎが必要になる(オンラインプレイヤーならそうでもないのだが)。
慣れてしまえばボスを倒すのにそこまで苦労しないし、3周するまでの間に、他のトロフィーに必要なアイテムもあらかた手に入る。
その後足りないアイテムを、ひたすら雑魚を倒して集めていくのだが、ここは苦行と言えば苦行であった。
いかんせんドロップ率が低いアイテムが多いので、始めから計画的に集めることをお勧めする。
幸い攻略情報はインターネット上に数多存在しているため、見ながらプレイするのも良いと思う。
最後に
プレイ時はこういった記事をあげるつもりもなかったので、スクリーンショットが残っていないのは、見た目的にも残念であった。
しかしトロコンが5年前にも関わらず鮮明に記憶に残っているのは、このゲームが間違いなく面白かったからである。
もしも万が一、この記事から興味を持っていただけた方がいたら、是非検索をしてその世界に触れてみてほしい。
PS4やNINTENDO Switchでリマスター版が出ているので、プレイするならそちらがオススメである。
終わり
ここまで読んでくださった皆様に、御礼申し上げます。
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