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おとうさんからたいせつなきみたちへ 36 「大まかな目標設定」

夢や目標設定が大まかでいい理由

例えば君がこの世界でコントラスト(望まない現実)を体験しているとする。
それは願望実現のステップ1だ。
ここでは、君がコントラストを体験した瞬間、その裏側にある望みが生まれている。
「これはいやだ、これがいい」という感じにな。
君がコントラストを体験するたびに無意識にも願望が明確になっているんだ。
むしろコントラストは願望を明確にするために君の人生に現れると言ってもいい。

ステップ2。宇宙(ソース)が応える。
ソースがその願いを波動の世界に現実化し、君に受け取られるのを待っている。

ステップ3。受けとる。
君が気分良くいることで、君自身の波動が上がり、波動の世界に現実化された願いをこの物質世界で受けとることができる。

前にも言っているが、この世界で君がやるべきことはステップ3だ。ただ気分良くいることだけ。
ステップ1、ステップ2は君の仕事じゃない。むしろ君が生きていれば、ステップ1、ステップ2は完了している。

もし、君がステップ1のコントラストをまさに今、体験しているとして、君が目を向ける先は「今の現状」や「望まない現実」ではない!!
君が目を向ける先は「望む未来」もしくは「君が今うまくいっていること」だ。
現状は関係ない。
今がどうであるかは関係ないんだ。
今が目を背けたくなるような現実ならば、目を背けていい。むしろ目を背けた方がいい。

さて、君にとって目を向ける先、つまり「望む未来」とはなんだろう?
それは、時に「夢」や「目標」といった言葉で表される。
エイブラハムは言う。「目標設定は大まかでいい」と。
そのことについて、説明しようと思う。

君が目標を詳細にイメージしたとする。
例えば、「1ヶ月以内に、○○万円稼ぐ」といった具合に。
その時、それを詳細にイメージしようすればするほど「今、そうでない自分」や、「無理なのではないか」ということに意識がいきやすい。
それらは、願望実現のさまたげになる抵抗の思考だ。
また、目標に期限をつけることで、「焦り」や期日がせまることへの「緊張感」、「不安」が思考の中に起こりやすくなったりする。
これらの感情はボルテックスの外側にある。

思い出してほしい。願いを受け取りやすい感情の場所、つまりボルテックスの中とは、感情のスケールでいう満足以上の状態だ。

では、目標を大まかにしてみたらどうだろう。
「今より豊かになりたい」「豊かな感情を味わいたい」「未来はきっと豊かになっていると思う」
どうだ?目標が大まかな設定になったことで、抵抗が和らぐ感じがしないか?
目標設定はこのぐらいでいい。
むしろ、今まで生きてきた中で君はたくさんのコントラストを体験しているはずだ。そしてソースは君のすべての願望に気づいている。知っている。
だから安心して、君は受け取りモード(気分良くいること)でいればいい。

君が大まかな目標をたて、日々気分良く過ごしていると、いつか、詳細な夢のイメージが思考の中に起こってくるかもしれない。
それはソースからのメッセージだ。
そこまでいけば、詳細にイメージしてもそこに抵抗の思考は働かなくなっているだろう。
その時は名一杯、そのイメージを堪能したらいい。そのポジティブな感情を味わったらいい。
感情も立派な願望実現だ。

まずは、大まかでいい。大まかで全然構わない。
ゆったりと焦らず、人生の流れに身を任せよう。

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