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おとうさんからたいせつなきみたちへ 37 「夢は叶う」

夢は叶う

ここまで、願望実現についていろいろ書いてきたけど、君の「信念」や「概念」が君の現実を創造していることがわかってきたかな?
君はそのことをつかって、この人生を楽しむために生まれてきた。
君が思い描き、創造した人生の中を君自身が生きるために。

では、君の信念が君の現実を、君の未来を創るのだとしたら、その「信念」はどうやってつくられるのか・・・?

「信念」とは「繰り返し考えてきたこと」だ。

君が、繰り返し何度も考えてきたことで、信念はつくられ、その信念により君が体験する現実が創られる。

では、何が、君が考えることに影響を与えているのか。
きっと、その多くは言葉だ。

親や先生、周りの大人たち、友達、上司、そして自分自身。
それらの多くの人にかけられてきた言葉によって、信念はつくられる。
とくに、親が子供にかける言葉は絶大な影響力を持つ。

だからこそお父さんが君たちに残せる最大の贈り物は、「言葉」だと思っている。
君はこれから、生きていくうちにたくさんの情報に触れるだろう。たくさんの人の言葉に触れるだろう。
多くの情報や言葉に触れる中で、時には自分を見失ったり、迷ったりすることもあるかもしれない。時には自信をなくすこともあるかもしれない。

そんな時は、たった一つのこの言葉を思い出してほしい。
お父さんが君たちに何よりも強く伝えていきたい言葉。

「夢は叶う」

ありきたりな言葉かもしれない。でもこれがすべてだ。
君の夢は叶う。
もっというと、君の夢は簡単に叶う。
お父さんはこのことを君たちに言い続けよう。
君たちが自分の夢を強く信じられるようになるまで、何度も何度も。

以前のお父さんはな、自分の夢を信じることはできなかった。
「こうあるべき」という世間の常識を強く信じていた。
自分自身の力を信じることなんてできなかった。
世間の常識の中に、自分自身のあるべき姿や役割を勝手に想像し、そしてその現実を創造してきた。
自分と周りを比べては、うまくいかない自分を納得させて、起きる現実を周りのせいにしてきた。
「何でいつも俺ばかりがこんな目に・・・」とか、「しょせん自分はこんなもんだ・・・」と。

それでも今、多くのコントラストを経験して、お父さんはそこから生まれたたくさんの望みを実現してきた。
今、お父さんは君たち家族に囲まれながら、かつて望んだすべてを手にし、日常にこれ以上ない幸せを感じている。

お父さんはラッキーだった。
エイブラハムの教えに出会えたから。
そして、お父さんが大好きなある先生がいつも言い続けてくれた。「夢は叶う」と。
その言葉がいつしか、お父さんの「信念」を変えてくれた。
自分を信じてみようと思わせてくれた。
その新たな「信念」は、お父さんの現実を、未来を変えてくれた。

そして、多くの経験をしたお父さんが、今度は君たちの先生として、君たちに「夢は叶う」と言い続けたいと思う。

お父さんの今の夢を教えよう。
お父さんの言葉が、学びが、経験が、いつか君たちの人生を支える力になることだ。
そして、今書いているこのメッセージが、いつか本になり、君たちに届くこと。
そうするための方法をお父さんはまだわからない。
ただ、自分が伝えたいことを伝えられる喜びを感じながら、書き綴っている。
お父さんのこの夢は叶うと思うか?

お父さんは、いつかきっとこの夢は叶うと思ってる。
お父さんは知っているんだ。
夢が必ず叶うことを。
そしてその価値が自分にはあることを。

これを読んでいる君は今何歳になっているのだろう?
どんな体験をしてきたのだろう?

君がいくつになっていようと、どこからでも始められる。
いつからでも、遅いことは絶対にないんだ。
夢を叶えるため、川の流れに身を任せればいい。大丈夫、自分を信じて。
そのためのボートはいつ、どこからでも、どの場所からでも浮かべられる。
あとはオールを手放し、人生の流れに身を任せてみると。必死だった時には見えなかった美しい世界がきっと見えてくる。

いいか、君の夢は叶う
君の夢は必ず叶う。

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