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褒めたいことを、褒めたいときに褒める。

はじめまして。黒木彩香と申します。

わたしは、2015年の10月から、科学技術の研究開発を支援する機構で働いています。
もう少し具体的にいうと、大学や研究機関の研究者さんに研究費を配分し、資金をより良く活用して最大限の研究成果を出していただけるような研究プログラムを運営して、各々の研究のマネジメントを行ったりする職場です。
わたし個人の仕事は、研究プログラムで輩出されたこれまでの研究成果の発掘や分析をすること。そしてその成果やストーリーを文章にして、研究者以外の方にもお届けしていけるよう、いま計画しています。

わたし自身は、学生の頃も全世界に晒される文章を書く仕事をしたことは何度かありました。が、いざ発信しようとなるとなんだか勇気や覚悟が必要だし、どのようにすればみんなの集まる場所をつくっていけるのか全くもって未知で、喩えるならば「箱の中身は何でしょうゲーム」をしているのに何にもさわれていないという状態に陥っています。(と書きながら、もう手が震えています。)

その一方で、職場には「研究の環境をより良くするために」とがんばって働いている人たちがたくさんいて、契約している研究者さんにも、本当にすごいことを成し遂げている方がたくさんいらっしゃるので、「ここにいるよー!」と、紹介したくてたまらない気持ちもあるのです。

大きな組織で組織の人間として発信することは、重たいし遅い。けれど、褒めたいことは、褒めたいと思ったときに大々的に褒めたい。
そこで、この場をお借りして、日々の仕事で考えたことや目にした研究成果のことなど、秘密事項は除きつつ、わたしひとりの目線で少しずつ書いて、こっそり出していこうと決めました。

ここ、noteは、何人かの書き手さんをフォローして以前からよく読んでいました。フォローしていない方の記事も、たまたまTwitterに流れてきて気に入ったものがあると他のブログ媒体ではなくnoteの記事だったりすることがあり、いつのまにかnoteそのものがお気に入りになっていました。はじめの一歩を踏み出し、楽しく歩いていくための靴として、ここを選びました。

どのくらいの頻度で書いていくか決めていないし、仕事のことと直接関係のないようなことも零れていくかもしれませんが、兎にも角にも「千里の道も一歩から」。まず一歩からはじめて、たくさん寄り道をしながら千里を突破したいです。

どうぞよろしくお願いします。

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表紙画像は、職場のロビーにそびえ立つバベルの塔(3Dのクローン文化財)の一部です。
ほのかにミサ曲が流れていて、夜になると放課後の校舎のような恐怖感を醸し出します。

さいごまでお読みくださり、ありがとうございます。