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SexyZoneの沼に足を踏み入れたのは2020年のことだ。

2019年大晦日のカウントダウンコンサートで、マリウス葉が舞台装置の隙間に落下するという事故があった。
当時はその子が誰なのかすらわからなかったが、気がかりでならなかった。
それがSexyZoneとの再会だった。

実はもっとずっと前に、SexyZoneという可能性のかたまりのようなアイドルがいるんだ、という話は耳にしていた。
後輩が熱心な古参ファンで、布教してくれていたからだ。
しかしその頃の自分は興味をもつことなく、メンバーの顔と名前も一致していなかったというわけだ。

一度沼に近づいてしまえば、その先はあっという間だ。

自分が男性アイドルのファンになるとは正直意外だった。
昔の自分にとって、男性アイドルのファンになるということは、自分が女性であることを受け入れることと同義だったから。
しかし、彼らのファンははじめこそ「セクガル(Sexy Girls)」とよばれていたが、ほどなくして「セクラバ(Sexy Lovers)」とよばれるようになったという経緯がある。
彼らはすでに、「男性アイドルのファンは女性であるはずだ」というアンコンシャスバイアスを取り除いてくれていたのだ。

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