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【Archicad】グループ化を使ってみよう① / グループ化、解除、一時解除

Archicadで便利なツールの1つ、「グループ化」。
まとまった要素に対して繰り返し操作する場合に特に役立ちます。
そんなグループ化について見ていきましょう!


1.グループ化とは

グループ化した要素は、個々の要素を編集するためにグループ化を一時的に解除しないかぎり、グループとして一括で選択および修正できます。
グループ化された要素には、大きな白抜きの選択ドットが表示されます。複数のグループを一度に選択した場合は、識別しやすいように選択ドットがグループごとに異なるカラーで表示されます。

要素のグループ化 / Archicad27 ヘルプ

繰り返し同じ要素群を使用する場合はグループ化の使いどころですね!
またグループ化したものとそうでないものでは見分けれるようにしましょう!平面図だと白抜きドットが小さくなって少し見にくくなるかも………。


2.グループ化

グループを作成する方法は3つあります。

  • 「編集」>「グループ化」>「グループ化」コマンドを使用

  • ショートカット「Ctrl / Cmd」+「G」を使用

  • 「配置を調整」ツールバーから「グループ化」コマンドを使用

グループ化の操作は非常に簡単です。
ただグループ化できないものも存在します。

全ての寸法タイプ、ゾーン、ラベル、断面/立面/展開線、およびカメラはグループ化できません。ドアと窓は、それを配置する壁と一緒にしかグループ化できません。

要素のグループ化 / Archicad27 ヘルプ

上記のような説明文がヘルプには書いていましたが、試しにゾーンラベルをグループ化してみたらできちゃいました!


3.グループの解除

グループを解除する方法は3つあります。

  • 「編集」>「グループ化」>「グループの解除」コマンドを使用

  • ショートカット「Ctrl / Cmd」+「Shift」+「G」を使用

  • 「配置を調整」ツールバーから「グループの解除」コマンドを使用

グループ化する時と操作は似ているのはこちらも難しくはありません。
グループを解除するとグループを構成している全てを個別の要素として切り離します。


4.グループの一時解除

グループを構成する特定の要素に対して、位置調整や寸法変更を実行することがあると思います。グループ化したままですと変更がグループ全体に及んでしまいます。だからといってグループを解除するとまたグループ化するのにも手間がかかってしまう。

そんな時に使えるのが「グループの一時解除」です。
もしかしたらグループの解除より使用する回数が多いかもしれません。

  • 「編集」>「グループ化」>「グループの一時解除」コマンドを使用

  • ショートカット「Alt / Opt」+「G」を使用

  • 「配置を調整」ツールバーから「グループの一時解除」コマンドを使用

一時解除を利用すると、グループ化された要素を個別に修正することができます。(複雑な階層になっていても解除されます)
ですが気を付けないといけないのが、グループの一時解除を利用すると全てのグループが一時解除されます。誤って他のグループを操作する可能性もあるので修正が終わったら一時解除をオフにしましょう。


グループ化の基本については以上になります。
次回はグループ化についてさらに詳しくご紹介していきます!



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