見出し画像

「無駄」にするかは自分しだい、な話。

別に無駄使いする自分を正当化しようとか、そういう話じゃないのですが、そう「無駄使い」ってなんでしょう。

人によって必要なものは違うので誰かから「無駄使いするな」とか言われるのはちょっと違うような気がする、と屁理屈のように子供の頃から親に「無駄使いするな」と言われるたびに心のどこかで思っていました。

(子供の頃はなんとなくそんなこと思っちゃダメだと思って口には出しませんでしたが・・・。)


大人になって自分で働いてお金を稼いで、ってなるとそのお金をどう使おうと私の勝手だろうなんて思ってしまうのですが、それこそ大人になると「老後の資金」や「叶えたいことのため」とかで貯金というワードが強くなってくるような気がするんですよね。

子供の頃の「お小遣い帳」では済まない感じのやつです。

私は貯金が苦手です。

お金はすぐに使っちゃうし、老後とか実際あるかどうかわからない未来のためにお金を貯めるって・・・、って思ってました。

(最近年齢を重ねるとそうも言ってられないぞ、となんとなく実感しつつはありますが。)

「成長」というワードにめっぽう弱い私。

「生きてることは成長することで、それをやめたら人生つまんない!」

と思っているので知識を得たり、昨日の自分よりとか去年の私よりとかでそういうことにもお金をかけてしまうんですよね。

でも、「貯金」というワードが出てくるとそれが「ぎゅっ」と押さえつけられる感じがして何だかモヤモヤしてしまう。

素直に「成長」にお金が使えなくなってくる。

(優雅に使えるほどのお金もないですしね。)


そこでちょっと考えたのです。

「無駄使い」というのは「自分の身にならないお金の使い方」だと思うのですが「身にならないお金の使い方」ってなんだろう。それをしなかったらいいのでは?と。


実際お金を使って買ったものを使わなかったら「無駄使い」ですよね。

よくあるのは「この服買ったけど1回も着てなーい」のようなやつです。

それって無駄使いですよね。

その服にかけたお金を違うところに使えたはず。


な、の、で

買ったものはすぐ使う。

を実践すれば無駄使いにはならないし、自分のためにもなる。


例えば好きな女優さんがオススメしていた美容マスク。

気になったからAmazonで買って届いたけど、ちょっと使うの面倒臭いからまた今度。

をなくす。

すぐ使う。その日のうちに。もうお風呂場とかに置いておけばいい。

使ったら使わないよりは違う自分に出会える。


それは美容グッズに限らず、本とか知識とか時間とか。


なんでも「無駄」にするかは自分しだいだな、と思うんです。


学校とか仕事で聞きたくもないつまんない講演会の話を「つまんねーな」と思ってダラダラ聞くか(無駄)「興味なさそうだけど、その中でも自分で使えそうなことはあるかな?」と思って聞くかはかなり変わってきますよね。

実際「あ、これは使えそうだな」と思ったことはすぐ実践してみる。


それを繰り返していくとまた違う自分に出会えるし、「成長」もできるしいいことずくめな気がするんです。


ということで結論「無駄」なことは(自分しだいで)ない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?