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先日は小規模特認校の運動会でした。朝7時半に到着し、会場設営の準備を地域の方や先生方と共にする。そして、設営後1時間待ち、運動会が始まりました。

我が子は小3と小4なので、低学年の競技と高学年の競技に出るため、全種目にどちらかが出ている、出ていない子どもは、係に。親は撮影と、見るのに大忙しという状況でした。

3つくらいの競技が終わったところで時間を見ると、1時間押し。

それでも、せかせかすることはなく、そのまま進みます。

子どもたちは、それぞれに係りの仕事に、競技に本当に立派に参加していました。

終わりも片付けを先生方と保護者の皆様と一緒にして、予定30分遅れで解散となりました。

中3の長女も一緒に朝から行っていたので、この日は本当、よくしゃべったなーと思います。いつもこんなにゆっくり喋る時間ないもんね・・・。

ずっと不安を口にしていた長男。放送でちゃんと喋れるかどうか、苦手な競技にサポートがついてくれることになったけれど、できるかどうかと心配する。低学年や未就学児の子の自己紹介にマイクを回す役、一輪車でのショー、放送担当、閉会の言葉まで本当によく頑張っていました。

一方3年生で低学年の最高学年の次女は、結構運動会好きかもなんて、係が疲れた疲れたと毎日夕方、連呼しながらも、楽しんでいたようでした。彼女はこの練習期間でひと皮剥けたように思いました。

一日を終えて、過去の運動会のことを思い起こしてみると、時間通りに終わること最優先であり、人が多い学校では、通路で子供を探していると、通路で止まらないように先生に放送で声をかけられたり、みんな同じ体操着をきていると、我が子が見つけられなかったり(第一子でピンクの靴下など履かせたりもしたことありますが、目立つのが嫌な子どもたちは断固拒否・・・)、親の係の仕事で自分の子どもの準備や不安に寄り添えなかったり。私自身が、その状況にさらに不安になったり心配したりしていたのに、そのことをないものとして、行事を迎えていたことを振り返りました。

みんなで準備して、みんなで片付けをして、みんなで子どもたちのために当たり前に行動する大人の方々とともに参加できた運動会はとても温かくて、これまで私が経験してきた子どもの運動会とは、全然違う世界でした。そして、全校59人でも、子どものポジションのプリントがあっても我が子を見つけられないのは、見つけられませんでした(笑)

色々あるけれど、やっぱり私は、我が子はここにきてよかったなぁと安堵した一日になりました。そしてこれは、私自身が変化しているからこんなふうに今は、世界が見えるのかもしれないという気づきでもありました。過去の私痛いですねーアイタタタタ・・・

世界は優しい!を表現していく大人でありたい❤️と思います。


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