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Googleはフワちゃんに便乗した

むかしはガーフぁGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)なんて言ってたもんだが、今はこれにMicrosoft,NVIDIA,Teslaをくわえたマグニフィセント7(Magnificent 7)なんていったする。
 これは黒澤映画「七人の侍」の西部劇版リメイク「荒野の七人」の原題だ。デンゼル・ワシントンのやつはさらにそのリメイク。。

 さて、ITジャーナリストの三上洋氏によれば、世界展開しているこれらのIT界の巨人たちはキホン的に現地の法令なんてクソくらえだそうで、何より優先されるのは自社のガイドラインと自社のビジネスモデルだそうてです。
 裁判になったらその結果に対して対応するのだと。三上氏のよれば取材しようとしても彼らには広報のような窓口が存在しないのだとか。
 つまり「受け付けはあちら」という昭和のマナーはもはや存在せず、文句がある人は裁判所に行ってねということらしい。
 ということは今問題になっているネット投資詐欺も自社で自主的に対策に乗り出すことは今後もないということだ。
 税金はあの手この手で売り上げが立っているはずの「現地」で払わないので欧州などではデジタル課税をしようと画策しているが、これにはアメリカが国をあけて反対しているらしく、今後も「荒野の七人」は好き放題という見通し。ブルーオーシャンに対する荒野だとしたら皮肉な命名だ。あ、邦題だけどね。
 光速でフワちゃんを切ったのは、Googleが自主的に社会道徳にコミットしたみたいに錯覚してもらおうとしたんだろう。日本人の意識はちょろいからね。
 日本は裁判のハードルも高いからさらにチョロい。まさ事実上の無法地帯。これは邦題の「荒野」はやっぱりびったりだ。フワちゃんはまんまんと利用されちゃったわけだ。

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