ブンデスリーガ2020/2021 第27節 マインツ×ビーレフェルト

1. マインツのスタメン

前節負傷したダ・コスタに替わってブロジンスキが右ウイングバックを務める。ダ・コスタは軽傷だったようで、ベンチ入りした。

2. 試合経過

2-1. 前半

・3分
ニアカテのロングスローをブルカルトがすらし、ボエティウスが飛び込むが触れず。こぼれをバレイロが狙うもディフェンスがゴールライン上でクリア。

・7分
ゴール斜め左でフリーキックを獲得し、ブロジンスキが直接狙うもわずかに左。

・9分
左サイドを突破されクロスをヘディングで合わされるも枠を越える。

・16分
バレイロが浮き球に抜け出し、バウンドにうまく合わせシュートを狙うも、正面で弾かれる。難しいボールだったが1対1は決めたい場面だった。

・前半終了 0-0
2度の決定機を活かせず。ビーレフェルトにはチャンスをほとんど作らせなかった。


2-2. 後半

・50分
グラッツェルがカットインからシュートを放つも正面。

・54分
エリア内でブルカルトが後ろから倒されPK獲得!ブロジンスキが落ち着いて左下に沈めマインツ先制!!!!!1-0

・67分
左サイドから鋭いクロスを入れられるもベルがブロック。触らなければ中で待っていた奥川に決められるところだった。

・68分
ブロジンスキの低いクロスにバレイロが飛び込むもサイドネット。難しい体勢だったが枠に飛ばしたかった。

・68分
グラッツェルに替えてオニジヴォを投入

・69分
オニジヴォが空いてを振り切って前を向き、駆け上がったムヴェーネにパスを出すも、キーパーのオルテガが飛び出しカットされる。

・71分
ダ・コスタ、ボエティウスに替えて、ブロジンスキ、ラッツァを投入。

・76分
ゴール正面でフリーキックを与える。一度は壁が防ぐも、跳ね返りを蹴りこまれ失点。1-1

・77分
ブルカルト、ベルに替えて、シャライ、ハックを投入。

・82分
ラッツァがスルーパスを通し、ハックがグラウンダーのクロスを入れるも、シャライが上手く合わせられず。

・87分
オニジヴォがフリーのダ・コスタに渡す、シュートは左に逸れた。

・89分
こぼれ球をラッツァが左足のハーフボレーで狙うもキャッチされる。

・試合終了 1-1
先制するも追い付かれドローに終わった。

3. 感想

勝たなければならない試合だった。
チャンスを決めきれないなかで獲得したPKでのリードを、なんとしてでも守り切らなければいけなかった。

ブロジンスキのPKはすばらしい。流石の一撃。マインツは2013年からリーグでのPK連続成功を続けている。

バレイロが3度のチャンスを迎えた。いずれも決して簡単なものではなかったが、それでもやはりどれかは決めてほしかった。

失点時は、フリーキックがベルに直撃したことで寄せるのが遅れ、決められてしまった。コースを切ったニアカテ以外の選手ももっとプレッシャーをかけないと。壁がブラインドになり、さらに、壁のブロックでタイミングをずらされたか、ツェントナーはボールに触れなかった。

グラッツェルを先発で使うことには大賛成だが、途中出場させるのはシャライではなくクアイソンでは?試合に全く絡めていなかった。

69分の場面で2点差にしておきたかった。

追いつかれたあとにトーンダウンしてしまったのが残念だった。82分の場面が、突き放せる最大のチャンスだった。

ビーレフェルトのキーパー、オルテガが、ファインセーブや飛び出しで目立った。敵ながらあっぱれ。オルテガでなければ勝てた試合だった。

4. 採点


5. 次節に向けて

次節も残留争いの直接対決。ケルンに勝ち、最後の上位陣との連戦に備え、貯金を作っておきたい。

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