ブンデスリーガ2021/2022 第15節 バイエルン×マインツ

1. マインツのスタメン

2. 試合経過

2-1. 前半

・5分
奪ったバレイロが持ち上がりミドルを狙うも正面でキャッチされる。

・10分
パヴァールにシュートを撃たれ、ツェントナーが弾いたところをデイヴィスに詰められるもDFがブロック。

・14分
ショートカウンターでゴールに迫る。ブルカルトのパスを受けたオニジヴォがシュート、狙うも、スリップしてしまい力無いシュートはキャッチされる。

・20分
ジェソンがウパメカノに倒されるもノーファール。PKは貰えなかった。

・22分
パスカットしたシュタッハが相手をかわし、左サイドから低いクロスを入れる。ブルカルトが左に流れながら受けると、滞空時間の長いクロスを入れる、中で待っていたオニジヴォが頭で合わせ先制!! 0-1

・32分
クロスのこぼれをミュラーにボレーで狙われるも枠の外。コーナーの判定に。

・39分
オニジヴォが仕掛け、クリアを体に当てるとボールはエリア内へ。ジェソンが頭で落とし、バレイロが厳しい体勢からボレーで狙うもキャッチされる。

・44分
ミュラーの浮き玉をツェントナーが弾くも、コマンにシュートを撃たれる。ツェントナーが外れていたが、ハックがカバーに入りシュートブロック。

・45+2
コーナーのこぼれをシュタッハがダイレクトで狙うも左へ。

2-2. 後半

・48分
フリーキックをレヴァンドフスキに頭で合わされるも、ツェントナーが正面でキャッチ。

・49分
シュタッハのサイドチェンジが奪われ、クロスをコマンにヘディングで合わされるも、またもやツェントナーが正面でキャッチ。決定機だった。

・53分
トリッソからのロングボールでコマンに抜け出され、右足シュートを決められる。1-1

・57分
サネの強烈なミドルはツェントナーがセーブ。

・61分
コマンに右サイドを抜け出され、カットインからシュートを撃たれるが枠を越える。

・64分
ブルカルト、ジェソンに替えて、イングヴァルトセン、ボエティウスを投入。

・74分
こぼれをムシアラに決められ失点。

・75分
オニジヴォに替えてネーベル

・79分
パスを引っ掛け、ネーベル、ボエティウス、バレイロと繋ぎ、左に抜け出されイングヴァルトセンにパスが通るも、シュートは大きく外れる。枠に飛ばしたかった。

・82分
シュタッハ、バレイロに替えて、タウアー、シュテーガー

・87分
シュテーガーのフライパスがイングヴァルトセンに通り、胸トラップでコントロールするも、ウパメカノにブロックされる。

・90+4
中央からヴィドマーが左へドリブルで運び、2人をかわすも、最後で引っかかり、クリアされる。

・試合終了 2-1
アウェイで逆転負け。


3. 感想

序盤は攻め込まれる展開が続いたが、徐々にカウンターを刺せるように。20分頃からファイナルサードまで侵入できるようになった矢先、うまく先制点を取れたのが大きかった。
この時間帯はバイエルンのパスがズレ始めてきており、その隙を突いた素晴らしい流れだった。

後半はほとんどペースを握れなかった。できるだけ長くリードをキープしたかったが、53分の失点の場面は一発で裏を取られもったいない失点だった。トリッソのパス精度、コマンの裏抜けのタイミングとシュートの上手さを褒めるべき場面だった。2失点目はムシアラのテクニックでやられた。ボエティウスが寄せたがかわされ、シュートコースに二人立っていたが、すり抜けてしまった。

大量失点しなかったのは、レヴァンドフスキとミュラーをゴールから遠ざけられていたから。そこは評価したいが、悔しさの残る2失点だった。


4. 採点

・ツェントナー 3.5
失点はノーチャンス。ファインセーブで2失点に抑えたとも言える。

・ヴィドマー 3.0
デイヴィス相手だったが、サイドの攻防はほぼ勝利。終了間際には左サイドまで持ち上がり、諦めない姿勢を見せた。

・ベル 2.5
レヴァンドフスキとミュラーを上手く抑えた。

・ハック 3.0
ミスもあったが、レヴァンドフスキとミュラーを上手く抑えた。

・ニアカテ 4.0
ほとんどの場面で対人の強さを見せたが、2失点目のシーンでは、ハンドをアピールしている間にパスを通された。セルフジャッジをされると士気が下がる。

・アーロン 3.5
前半は対面のコマンに仕事をさせなかった。30分にカウンターを食らったシーンも最後のところでカット。ほぼ完璧だったが、後半は一瞬の隙を突かれ、コマンに同点弾を許した。

・バレイロ 2.5
インサイドにポジションをとるサネを抑えた。いてほしいポジジョンに必ずいてくれる。ゴールを狙う姿勢も◎

・シュタッハ 3.5
ゴールシーンでは圧巻のドリブルでチャンスを作った。前半終了間際には惜しいシュートもあった。後半は一転してボールを捨てる場面が散見された。

・ジェソン 3.5
焦りからかパスがズレるもったいないシーンが目立った。とはいえ、エリア内への積極的な侵入や中盤のプレスは脅威となった。

・ブルカルト 2.5
長い距離を運ぶドリブル、ポストプレイ、裏抜けでバイエルンに脅威を与えた。囲まれながらの左足クロスでアシストも記録。

・オニジヴォ 2.0
オフサイドになる回数は少なくなかったが、貴重な先制点を記録。リュカを圧倒。流石にウパメカノには負け越した。ゴールシーンでは下がりながらのヘディングだったが、きちんと枠に飛ばした。

・イングヴァルトセン 3.5
79分、87分には惜しいシーンもあった。枠に飛ばしたかった。

・ボエティウス 3.5
ボールを握るためには欠かせない。2失点目はムシアラにしてやられた。

・ネーベル -
細かいパス回しでは良さを出せた。

・タウアー -
冷静にボール回しに参加した。

・シュテーガー -
左足のキックでチャンスを作ったが得点には結びつかず。

5. 次節に向けて

次節はミッドウィークにホームでヘルタとの対戦。

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