ニュース翻訳「すでに3勝目 スヴェンセーションはヨーロッパの舞台に?」

Peter Dörr

4節にして3勝目:マインツ05はホッフェンハイムに2:0で勝利し、リーグ後半で降格を回避したような素晴らしいパフォーマンスを再び見せている。

「卓越しており、堅実なものだった」05のスポーツ部門の代表クリスティアン・ハイデル(58)はチームの出来栄えをそう評した。:「勝てないのではないか、という懸念は全くなかったよ。なぜなら、我々は本当に、完全に危ないチャンスは作らせていなかったからね。ボールの奪い合いは特に突出していた。とても満足している。」と述べた。

ボー・スヴェンソンがマインツの監督となってから、とにかく上り調子だ。スヴェンセーション(*スヴェンソン+センセーション)はヨーロッパの舞台にやってくるのだろうか?

「それを目標としての高揚感は全くない。」とハイデルは制した。「素晴らしいスタートを切ったが、それ以上でもそれ以下でもない。我々のチームにとっては、それ(*素晴らしいスタートを切ったということ)以外のことには全く関心がない。」

しかし、スヴェンソンをもってすれば、不可能なことなど何もない。

このデンマーク人監督は、ここまでブンデスリーガで1試合平均1.75の勝ち点を獲得している。このペースでいけば、シーズン終了時には61〜62に届く。昨季であれば4位(*昨季終了時の勝ち点→バイエルン:78、ライプツィヒ:65、ドルトムント:64、ヴォルフスブルク:61)、つまりチャンピオンズリーグ出場圏内である。

ホッフェンハイムを相手にしても彼は黄金の手腕を振るった。75分、彼は新加入選手である、アントン・シュタッハとマークス・イングヴァルトセンを投入した。1分後、シュタッハはボールを持つとTSGのゴールへと運び、イングヴァルトセンにパス。:デンマーク人選手は投入からわずか78秒後、初めてボールを持ったにもかかわらずマインツでの初ゴールを決めたのだ!

ハイデル:「この交代はチームをさらに強化した。このような途中出場ができるということは、我々のスカッドの層の厚さを物語っている。」


ゴールの呪縛からの解放!

「彼はここ数ヶ月素晴らしいプレイを見せている。」ボー・スヴェンソン(42)はフォワード、ヨナタン・ブルカルト(21)を称賛した。

これまでもゴールを決めてはいたが…しかし、彼はもっとゴールを奪わなければならない。

いまやブルカルトは、それができることを示した:ゴールの呪縛からの解放!

ブンデスリーガ通算4ゴール目(*2019/20:1ゴール、2020/2021:2ゴール、2021/2022:ホッフェンハイム戦で今季初ゴール)は、05に勝利を大きく手繰り寄せるものであった。ー 「ジョニー」(*Jonathanなので愛称がジョニー)自身にとっても、これまでのゴールの中でも特に重要なものとなるかもしれない。

21分:コーアがパス、ブルカルトが反転からゴール右下隅に決め、1:0とした。「キーパーがどこにいるか、全く見ていなかったよ、うまくいったね。」と彼は笑った。

このゴールは代表監督ハンジ・フリックの見ている前でのものでもあった。U-21代表の新キャプテンはこれによってさらに発奮したのだろうか?ブルカルト:「いや、彼がいるとは全く知らなかったよ。」

マインツが誇る才能がこれほど冷徹にフィニッシュを決められるということは、ブルカルト自身をさらに高みへ押し上げるだけでなく、フリックの記憶にも残り続けるだろう。

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