ブンデスリーガ 2022/2023 第2節 マインツ×ウニオン・ベルリン

1. マインツのスタメン

ベンチ:1ダーメン 4バルコク 8バレイロ 10フルジーニ 17タウアー 19カシ 20エジミウソン 36ムスタファ 37ブルフゾルフ

2. 試合経過

2-1. 前半

10分
キーパーのパントキックからベッカーに抜け出されシュートを撃たれるも角度は厳しくツェントナーが難なくキャッチ。

13分
シュタッハのコーナーをヴィドマーがニアですらすも枠の外。

14分
ジェソンが運んでいき、バランスを崩しながら歩数を合わせアーリーを入れるとゴール方向に向かうが、惜しくも弾かれる。

17分
オニジヴォの落としからシュタッハが左足ミドルを狙うがグラウンダーでキャッチされる。

28分
コーナーがこぼれたところからクロスを上げられ、ギーセルマンにヘディングを許す。ツェントナーの頭上を越すがポストの左へ。

39分
ハックが最後尾から独走し中央を突破し、ジェソンに預けるが、ファーにフリーで待っていたヴィドマーを狙ったフライパスはカットされる。

前半終了 0-0


2-2. 後半

51分
カウンターをくらい原口に運ばれ、ヴィドマーをかわしたギーセルマンに強烈な右足シュートを許すも、ギリギリ枠の上へ。

53分
リエルソンにカットインを許し、強烈な左足ミドルを撃たれるも枠の外。

54分
ロングボールにオニジヴォがバックヘッドで触るも力なくキャッチされる。

58分
ジェソンが運びながらシュートの機会を狙うも左足を警戒され、右のヴィドマーへ。最後は密集からシュタッハが狙うもキャッチされる。

58分
オニジヴォが遠めから強烈な右足ミドルも弾かれる。

64分
カウンターをくらい、ベッカーに抜け出されるもライチュが追いつきカット!危機を脱する。

64分
直前のピンチを脱し、逆にカウンターを返す。ジェソンが運びながら4対3の状況を作り、右のシュタッハに展開。中にオニジヴォとイングヴァルトセンが待っていたが、右足の強いパスは誰にも合わず。落ち着いてファーでフリーのイングヴァルトセンに合わせてほしかった。

65分
ジェソン、シュタッハに替えて、バレイロ、フルジーニ

67分
ベルのスルーパスにフルジーニが抜け出し、ダイレクトでシュートを狙うも正面でキャッチされる。トラップするか、後ろのバレイロに出してもよかった。

75分
イングヴァルトセンに替えてムスタファ

76分
ムスタファが高い位置で奪いそのままシュートを放つも、DFにブロックされる。数的優位を活かしたかった。

80分
ムスタファが狭いところで仕掛け二人をかわし、足先でボールを突くも、惜しくも右へ逸れる。

85分
オニジヴォに替えてブルフゾルフ

90分
カットインからブルフゾルフが狙うもブロックされる。

試合終了 0-0
チャンスを作るもスコアレスドローに終わる。


3. 感想

前半は中盤を飛ばし気味で、押し込んでの崩しはほとんど見られなかった。

後半はカウンターを中心にゴールに迫る場面が増えたが、ゴールを奪うには至らなかった。シュートチャンスはあったが、ラストパスの精度や、シュートの角度が悪く、キーパーを困らせることはできなかった。

かなり暑そうに見えたが、終盤までテンション高く戦うことができた。


4. 採点

ツェントナー 3.5
枠にシュートが飛んでこなかった。

ヴィドマー 3.5
高い位置でのプレイも多く、特に39分の場面はカットされなければ決定機だった。欠場明けとは思えないパワフルさをみせた。

ベル 3.5
毎回書いているが流石の空中戦。ベッカーにスピードでぶっちぎられることもほとんどなかった。グラウンダーの縦パスの精度は高かったが、中距離のフライパスは味方と呼吸が合わなかった。

ハック 3.5
両脇のベルとライチュへのパスが正確で、チームがスムースに攻撃に移る助けに。39分のようなダイナミックな攻撃参加をもっと見たい。

ライチュ 2.5
長い脚を活かしたパスカット、スピードを活かしたカバーリングなどが冴えていた。64分のディフェンスはお見事。

アーロン 3.0
ボールロストもほとんどなく、相手のプレスをうまく剥がした。流れのなかでのチャンスクリエイトはほとんどなかったが、セットプレイは武器。

シュタッハ 4.0
今日もシュートチャンスがあり、得点の匂いはしている。守備の貢献よりもボールロストの方が目立ったのが残念。

コーア 3.5
中盤で体を張った。きちんと中央を締めつつ、カウンターの起点になった。

ジェソン 3.0
中盤でかわしながら運ぶことができた。14分の場面が最大の見せ場。他の場面でもチャンスメイクで目立った。

イングヴァルトセン 4.5
ポストプレイで時間を作ったりチームがボールキープしたりするのに役立ったが、ゴールに近いところではあまり仕事をさせてもらえなかった。

オニジヴォ 2.5
前線からの激しいディフェンス。前半は孤軍奮闘感があった。58分には強烈なミドル。圧倒的なフィジカルでDFを薙ぎ倒しゴールに向かった。

バレイロ 4.5
前節は守備面を大きく改善したが、今節は大きくチームに影響を与えることはできなかった。

フルジーニ 4.0
前節よりも基本ポジションは下がったが、ゴール前への飛び出しは効果的だった。低めの位置で組み立てに参加。90分にはダブルタッチでDFを手玉に。

ムスタファ 3.0
76分と80分にチャンスを作り出した。
レンタル移籍が噂されていたが、スヴェンソンに高く評価され、残留がほぼ確定。個人的にはかなり期待している選手であったが、今節は想像以上の活躍を見せてくれた。しかしそれだけに、80分のチャンスは決めたかった。

ブルフゾルフ -
出場時間が短いため採点不可。二度追い、三度追いでプレッシャーを与えた。


5. 次節に向けて

次節はアウクスブルクと対戦。昨季はホームで大勝したがアウェイでは敗戦。アウェイで昨季の借りを返したい。

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