ブンデスリーガ 2021/2022 第6節 レヴァークーゼン×マインツ

1. マインツのスタメン

ベンチ:ダーメン、アーロン、ネメトゥ、シュタッハ、イ、シュテーガー、タウアー、ネーベル、イングヴァルトセン

欠場:ニアカテ(筋肉系)、シャライ(半月板損傷)、ハック(陽性反応)

2. 試合経過

2-1. 前半

・8分
キーパーが飛び出したクリアボールをブロジンスキが狙うも大きく枠を越える。これがマインツの初シュートに。

・11分
フリーキックからコーアがボレーで狙うもブロックされる。

・12分
ボエティウスのコーナーにベルが合わせるが枠の外。

・14分
オニジヴォがミドルを狙うも左に逸れる。

・20分
ブロジンスキがパスカットから持ち上がり、コーアに渡すも、トラップが大きくなりシュートを撃てず。

・23分
コーアがワンタッチでフリーのブルカルトに付け、得意の反転からシュートを狙うもわずかに外れる。

・24分
レヴァークーゼンにネットを揺らされるもオフサイド

・31分
ブルカルトが運び、ルコキがダイレクトでクロス、オニジヴォが左足で合わせるも左へ。

・31分 
オニジヴォとバレイロが挟み込み、バレイロがそのままシュートを狙うも大きく外れる。

・33分
ヴィルツに寄せきれなかったところでミドルを撃たれるもボール一個分外れる。

・37分
バッカーにミドルシュートを撃たれるもツェントナーがファインセーブ。

・前半終了 0–0

2-2. 後半

・50分
ディアビにシュートを撃たれるもベルがブロック。

・51分
コーアの脇を突かれディアビにミドルを撃たれる、ツェントナーがまたもファインセーブ。

・53分
またもエリア外からミドルを飛んできてツェントナーが弾く。

・55分
左サイドを突破され低いクロスを入れられるもツェントナーが掻き出す。

・62分
フリンポンとヴィルツのワンツーで左サイドを突破され、フリンポンの折り返しからヴィルツにシュートを撃たれ失点。1-0

・63分
アドリに抜け出されネットを揺らされるもオフサイド。

・66分
バレイロ、オニジヴォに替えて、シュタッハ、イングヴァルトセンを投入。

・70分
シュタッハが深い位置まで侵入しコーナーを獲得。

・75分
コーア、ボエティウスに替えて、シュテーガーとジェソンを投入。

・77分
ルコキとジェソンのワンツーからイングヴァルトセンが狙うも枠の外。

・82分
ヴィルツとアドリのワンツーからシュートを撃たれるも枠を越える。

・85分
カウンターのチャンスから持ち上がったシュタッハがミドルを狙う。ブレ球でいいコースに飛ぶも弾かれる。

・89分
裏を突いたシュタッハの左足のクロスにイングヴァルトセンが頭で合わせるもフラデツキのスーパーセーブでネットを揺らせず。

・90+1
ベルに替えてネーベル

・90+2
裏に抜けたパウリーニョとの1対1はツェントナーがセーブ

・試合終了 1–0

3. 感想

前半の前半はマインツペースといえるような展開だったが、そこでゴールを奪えなかった。

33分のシーンあたりから、バイタルを使われ簡単にミドルを撃たれる場面が散見され、完全にレヴァークーゼンのペースに。
左サイドを狙われ続けており、失点もそこを使われてしまった。

序盤は高い位置からのプレスもうまくいっていたが、レヴァークーゼンに押し込まれるようになってくると、ディフェンスラインがかなり下げられ、バイタルが空く、中盤に人が足りない、高い位置から追いかけられない、などマインツにとって不利な状況に。

イングヴァルトセンらが投入された後はゴールを脅かすシーンもあったが、決められなかった。新加入選手たちはうまくフィットしてはいるが、新加入選手同士のコンビネーションはまだまだ我慢が必要。余裕のある試合などほとんどないが、新加入選手を長い時間見てみたい気もある。

マインツが決められないシーンがあったことも確かだが、レヴァークーゼンにあれだけ危険なシュートを撃たれたことを考えれば、妥当な結果だったと思う。

ヴィルツとフリンポンがすごかった。


4. 採点

・ツェントナー 2.0
好セーブを連発も失点は防げず。それでもアディショナルタイムでのセーブなど、チームに希望を残すプレイは見せた。

・ブロジンスキ 3.5
守備で言えば、左サイドに比べれば右サイドはさほど難しくなかったが、かといって攻撃で目立つ場面もあまりなかった。

・ヴィドマー 3.0
3CBの右を初めて務めたが悪くなかった。高い位置もとれた。

・ベル 2.5
50分のシュートブロックは圧巻だった。ディフェンスラインを押し上げることはできなかったのが残念。

・ジュステ 4.0
失点シーンではヴィルツを放してしまった。慣れない左での起用だったが、失点シーン以外は悪くなかったのでは。

・ルコキ 4.0
フリンポンに力負けした感があった。攻撃では光る場面もあったが…

・バレイロ 3.0
高い位置からのプレスと機を見た飛び出しは効果的だった。

・コーア 3.5
インターセプトの鬼。奪ってすぐに前に付けたおかげで23分のチャンスに繋がった。しかし後半はバイタルを簡単に使われてしまった。

・ボエティウス 3.0 
とにかく守備をさぼらないのは素晴らしい。プレス回避のテクニックも有効だったが、ゴールには結び付かなかった。

・ブルカルト 2.5
キープや運ぶ技術の成長は著しい。23分のシュートが決まっていれば…

・オニジヴォ 3.5
パワーを見せた場面もあったが、ゴールを脅かすことはできなかった。

・シュタッハ 3.0
85分のミドル、89分のクロスは決まっていてもおかしくなかった。深い位置まで侵入できるのは強み。

・イングヴァルトセン 3.0
89分のヘディングが決まっていればヒーローになれた。

・シュテーガー 3.5
ボランチに入ったのであまり攻撃で怖さを見せられなかった。

・イ・ジェソン 3.5
連携面はまだまだ伸び代はあるが、テクニックやセンスは垣間見えた。

・ネーベル ー
短時間なため採点不可能

5. 次節に向けて

次節はウニオン・ベルリン戦。ミッドウィークにUEFAカンファレンスリーグの試合があるため、日程的にはマインツ有利か。連敗は避けたい。

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