ニュース翻訳「ビルトのインタビューにマインツのケヴィン・シュテーガー 「ベンチに満足するようになったら悲しいからね」」

そのほとんどが短時間だった昨季19試合を経験したケヴィン・シュテーガー(28)は、仮に移籍期間終了間際にチームを離れていたとしても何ら不思議はなかったマインツの選手たちの一人だ。

移籍という選択肢は、このオーストリア人選手(2020年にデュッセルドルフからフリーで加入)の頭にはなかった。:「いくつかのチームからのコンタクトはあったけれど、ボー・スヴェンソン監督との話し合いをした後は、ここに残って、やってやるぞ、とはっきり決めたよ。」

それに、彼は「ここマインツですごくいい一年になる!」と信じているからだ。

このミッドフィールダーが出場時間に満足していないのは明らかだ。彼はビルトにこう語った。「そういう状況には慣れていなかったよ。それまで僕は、フィットしているときは、ゲームメイカーとして常にプレイしていたからね。最初のうちはさすがにこういう状況には喜べなかった。ベンチに満足するようになったら悲しいからね。最終的にはチームのために全てを捧げて、とても重要な2ゴール(*第21節レヴァークーゼン戦ではロスタイムに同点ゴール、第22節グラードバッハ戦では86分に決勝点)を決め、残留に貢献できたんだ。」

彼は、今季も不安定なシーズンになる、とは想定していない。:「ここ数ヶ月のように集中していいプレイができれば、降格とは無縁でいられるだろうね。」

しかし彼個人にとっては、さらなる追い風があった。「僕自身いい準備ができていたのに、隔離されてしまった。陰性で健康なのに家で座って、他の選手がプレイしているのを眺めているのは簡単なことではなかったよ。」彼は現在はコロナのワクチン接種を済ませたようだ。「あんなことはもう二度と経験したくないね。」

このシュタイアー人(オーストリア南部のシュタイアー出身)は、前を向いている。イ・ジェソンの獲得によって中盤での競争はさらに激しくなったものの、彼は多くの出場機会を得られるいい機会だと捉えている。「僕たちはそれぞれ違うタイプの選手だ。それに僕はプレイしたいんだ。そのことは監督も分かっているし、そういうことをよく話し合うんだ。トレーニングでも彼に証明していくし、チャンスがやってきたら全力を尽くすよ。」

「僕はチームを助けられる。」と彼は約束した。「スタメンで出ようが、途中出場しようが、ー ベストを尽くすよ。たとえそれがほんの数分だったとしてもね。」

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