ブンデスリーガ2020/2021 第34節 ヴォルフスブルク×マインツ

1. マインツのスタメン


2. 試合経過

2-1. 前半

・4分
オニジヴォが右サイドで仕掛けグラウンダーのクロスを入れ、走り込んだボエティウスが左足で合わせるも弾かれる。

・11分
左サイドからアーリークロスを入れられ、ベク・ホーストにヘディングで合わされるも、ダーメンがスーパーセーブ!

・25分
カウンターからブロジンスキのアーリークロスにクアイソンがバックヘッドで合わせるも枠には飛ばず。

・28分
オニジヴォ、ボエティウスで中央を完全に崩すも、クアイソンへのパスはスライディングでカットされる。

・32分
左ももを痛めたバレイロに替えて、ラッツァを投入。

・42分
ブロジンスキのパスに抜け出したオニジヴォの折り返しにボエティウスが合わせると、クアイソンに当たってコースが変わるが、阻まれる。

・44分
クアイソンとのワンツーで抜け出したオニジヴォが右サイドからグラウンダーのクロスを入れると、ラッツァがニアで潰れ、フリーのクアイソンが冷静に左に流し、右足でボエティウスが流し込んでマインツ先制!!!0-1

・前半終了 0-1


2-2. 後半

・48分
右サイドでクロスを許すと、ニアに走り込んだマクシミリアン・フィリップにアウトサイドで合わされ失点。美しいゴール。ダーメンはノーチャンスだった。

・54分
ペナ角を上手く使われシュラーガーにシュートを打たれるも右に逸れる。かなり際どいコースだった。

・54分
ピンチの後にチャンスあり。ボエティウスのパスにオニジヴォが完全に抜け出すも、シュートはキーパーに弾かれる。しかし、クアイソンが落ち着いてコースを突きネットを揺らす!!マインツ勝ち越し!!!!1-2

・67分
食いついたところを剥がされ、ビクターに無回転ロングシュートを沈められ失点。2-2
ベル寄せてくれ。

・71分
クアイソン、ブロジンスキに替えて、シャライ、エジミウソン・フェルナンデスを投入。

・72分 
アーノルドにシュートを撃たれるもダーメンが正面でキャッチ。

・77分
エジミウソン・フェルナンデスのコーナーキックにベルが頭で合わせて再び勝ち越し!!!!2-3

・80分
コーナーキックからシュラーガーに頭で合わされるも枠を越える。

・81分
ダ・コスタ、ボエティウスに替えて、エヅトゥナリ、ムヴェーネ。今季でマインツを離れる2人が投入された。

・82分
シュラーガーに強烈な左足ミドルを撃たれるも、ダーメンが弾き、ポストに助けられる。

・86分
シャライ、オニジヴォが粘り、ラッツァ、コーアと繋ぎ、フェルナンデスにチャンスが訪れるもシュートはキーパーに阻まれる。決めたい場面だった。

3. 感想

鋭いカウンターが、特に前半には光っていた。それに加えて、コーア、ボエティウスによるボールの繋ぎやタメ、クアイソン、オニジヴォのスピードとポストプレイが上手く調和し、ロングパス一辺倒ではなく、数的優位を作って崩そうという意図も感じられた。

失点は2つともスーパーゴールで、ダーメンを責められない。

1失点目は仕方ないが、2失点目には寄せたかったベルだったが、ゴールでチームに貢献。

今季を勝利で締めくくった。勝点39で12位フィニッシュ、来季のスヴェンソンにも期待したい。

4. 採点

『Bild』の採点は以下の通り。

前線で起点を作り続けたオニジヴォ、ゴールを決めたボエティウス、クアイソン、ベルが2点、
その他全員が3点と、軒並み高評価。

5. 最後に

今季から始めたこの企画、ようやく1シーズン続きました。来季以降も継続する予定ですので、今後ともよろしくお願いします!次回の記事は、今季を総括するものを予定しています。

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