University of the PeopleでSophia Learningから移行できた3単位
私は以前日本の大学からUniversity of the People(UoP)に単位を移行したのですが、その他にもSophia Learningで取った単位を移行することができました。
なぜわざわざ他のオンライン学習サービスで取った単位を移行するかというと、時間が大幅に短縮できるからです。
UoPの授業は1学期当たり約2ヶ月の時間がかかります。
また1週間ごとに教科書を読んで、セルフクイズに答え、課題をこなし、Discussion Forumに投稿し、Learning Journalを書くという一連のタスクをこなさなければいけません。
これは1コースでも結構な労力を要し、2コースとるとフルタイムで働くのは相当要領よくやらないと厳しいのではないかと思います。
今回私が使ったSophia Learningでは合計20日強を費やしましたが、3コースの単位を修了し移行することに成功しました。
個人的な感覚では全て合わせてもUoPの1コースかそれ以下の労力であったと思います。
最終的な単位移行の判断はUoPが行うので、必ずしも移行されるとは言えませんが、コースの内容やかかった時間などを書いていきたいと思います。
コスト比較
今回かかった総コストは、
Sophiaの1ヶ月の利用料$99
UoPeopleの3コースの移行料金$51
で合計$150となります。
もし同じ3コースをUoPeopleで受講して、試験を受けたとすると$120×3=$360のコストがかかります。
差し引き$210だけ節約することができました。
円が結構安くなっている昨今ではなおさらこの金額は結構大きいです。
Sophia Learningから取った3単位
Introduction to Web Development (CS1005)
この単位はWeb Programming 1(CS 2205)に移行することができました。
掛かった日数は1日でした。
内容としてはWebの歴史や知識から始まって、簡単なHTML, CSS, JavaScriptの講義、APIやアルゴリズムに関する簡単な紹介といった形で他のコースに比べると非常に短いです。
既にエンジニアとして働いている人にとっては、かなり簡単なコースになると思います。
UoPで2ヶ月間のコースをやるのは特に知っている知識に関しては億劫だと思うので、このコースだけでもSophiaで月額使用量を払って単位を取る意味はあると思います。
Introduction to Relational Databases (CS1011)
この単位はDatabases 1(CS2203)に移行することができました。
掛かった日数は8日でした。
Introduction to Web Developmentに比べるとこのコースはだいぶ大変です。
まず量が多いですし、SQLを書いて正解を得るような問題が多く出題されます。
3コースの中では一番大変でした。
それでもUoPの2ヶ月のコースをやることを考えれば、大幅に短縮できるとは思います。
SELECT, WHERE, JOINなど基本的な文法から始まり、正規化やER図に関する知識、データベースの歴史に関しても学ぶことができます。
SQLに対する知識はある程度あるけれど、復習したいという人にとってもちょうど良いコースではないかと思います。
Art History I (ARTHIST1001)
この単位はArt History(AHIST 1401)に移行することができました。
掛かった日数は6日でした。
こちらはCSには関係ないため上の2つに比べると熱量は落ちますが、なんとか終わらせました。
コース名の通り、古代から近代までの芸術の歴史を学ぶことができます。
分量としてもある程度ありましたが、Introduction to Relational Databasesよりは少ないためそこまで時間をかけることなく終わらせることができました。
まとめ
UoPはコスト面や完全オンラインで学べる点が非常にありがたいですが、1コースに時間がかかる点であったり、既に知っている内容をやらなければいけないのはつらいところもあると思います。
なのでUoP以前の大学や他のオンラインサービスからの単位移行をうまく使いつつ、自分の学びたい箇所によりフォーカスできるようにやっていくのが良いかと私は考えています。
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