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インプロを初めてやった感想

先日ストアカで見つけた即興演劇の体験レッスンを先日受けてきました。
なかなか面白かったので学びを共有します。

基本的な思想

インプロというのは即興演劇のことで、即興で何かを演じたり表現したりすること指すようです。
大事なのが自発的で自然な発想を大事にして楽しむということでした。
普段私たちは生活の中で守るべきルールであったり、こうしなければいけないという社会通念の中で生きており、インプロ界の有名人からすると「大人は萎縮した子供」という状態であるようです。
普段私たちの頭にいる検閲官の働きを弱めて、自然と出てくるものを表現することで自分の感覚を取り戻したり、人に伝える力が上がるのだと思います。
ヨガや瞑想と似ていると言っていた人もいましたが、インプロは「今ここ」に強く集中して行うので過去や未来のことを考えず心の平安を取り戻すのにも向いているのかもしれません。

主催者の方が言っていた下記の言葉も心に残りました。

  • 自発性、利他性、挑戦性がそろうとgood-natured(自然でいい感じ)になる

  • 即興の反対は準備

  • 演劇は関係性の芸術

レッスンはインプロゲームと呼ばれる即時に何かを表現するようなゲームをやりながら進みました。
一種のレクリエーションのようで社会人になってからこういった機会は少ないため逆に新鮮でした。

年齢も小学生くらいの子から年配の方まで幅広く、初めて会う人と打ち解けるのにも非常に向いていると思います。
実際社員研修なども行なっているようで、出会い方と切り口によってはインプロは非常に価値を感じてもらえるとおっしゃっていました。

この予測ができない時代で予測できない状況にリラックスして楽しみながら対処する練習にインプロは良いと思いました。

実際にどのようなゲームがあるのかというと下記のようなものです。

私は木ですゲーム

最初の方でやったのは私は木ですゲームというものです。
3人で1組になって、まず最初の人が私は木ですといい木の真似をします。
他の2人はその周りにありそうなものを考えて、その真似をします。
一番最初から真似をしている人が2人のうち誰を残すかを決めて、残された人以外の2人は再びその残されたものの周りにありそうなものの真似をしていきます。
大事なのはごちゃごちゃと考えないことで、まず一歩踏み出してから自分の中から出てきたものを表現するということだそうです。
やっているうちに楽しくなってきて、集中している自分がいることに気づきました。

ステータスについて

次にやったのはステータスという概念を使ったゲームでした。
ここでいうステータスは人の外交性、内向性のエネルギーのようなものだと私は解釈しました

ステータスの高い人は

  • ボディータッチが多い

  • 人の目を見て話す

  • 会話のボールを自分で持とうとする

  • 姿勢が良い

傾向にあり、逆にステータスが低い人は

  • 目が合うとそらす

  • 鳩尾を引っ込めている(姿勢があまり良くない)

  • 会話のボールをすぐに投げかえす

  • 何かいう時の最初に「あっ」とかいう

傾向にあるそうです。

このステータスを変えると言動や行動も変わるということで、トランプカードによって自分のステータスを決められてそのトランプカードが隣り合う人、つまりステータスが同じくらいの人を見つけるゲームをやりましたが、これもなかなか面白かったです。
ステータスを意識したり切り替えることで良いコミュニケーションができるかもなと思いました。

まとめ

2時間が結構あっという間でまだまだ真髄を見れたという感じはしないですが、考え方はとても面白く続けると失敗をあまり怖がらないようになりそうだなと思いました。
また機会があれば行きたいなと思います。

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