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【アメリカ食材】もう迷わない!ツナ缶の選び方

アメリカに来て迷う食材の一つがツナ缶ではないでしょうか?ちょっとあると便利なお助け食材なので、やはりご家庭にストックしておきたいですよね。ところがここはアメリカ。ところ違えば、ツナ缶も違う!(ツナ缶だけではないですが笑)ということで、今回はインスタでご質問を頂くことの多かったツナ缶の選び方とおすすめのツナ缶を改めてご紹介します。
渡米したばかりの方だけでなく、今でもツナ缶ジプシー!><という方はぜひご一読ください♪

1.ツナ缶に使われる素材

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まずはツナ缶に使われる魚の種類について^^

アメリカの現地スーパーで売られているツナ缶には、主にAlbacoa/Yellowfin/Skipjackの3種類があります。

この中でツナ缶売り場の圧倒的な割合を占めるのがアルバコアツナ(Albacore tuna)。Albacoaとは魚名を”ビンナガマグロ”(別名:ホワイトツナ、ホワイトミートとも)といい、マグロの中では比較的小ぶりで、白っぽい身と、あっさりとした淡白な味わいが特徴です。
良質なたんぱく質が多く含まれていて、驚くことに日本では主に高級なツナ缶に使用されているようです。Yellowfinは日本でいうキハダマグロにあたります。ちなみに日本でよく見る「ライトツナ」はキハダマグロ、メバチマグロ、カツオを使用したツナ缶。脂がのっていてコクもあり身が柔らかめなのが特徴です。アメリカのYellowfin TunaもAlbacoaに比べると脂がのっているものが多いようです。

3つ目のSkipjackとはカツオのこと。他のツナ缶と比較して値段が安い傾向にありますが、パサつきが気になることが多いです^^;

2.ツナ缶の種類

アメリカのツナ缶は”Chunk Light””Solid White”(Solid light)の2つに分かれています。

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ChunkタイプはSolidよりも少しほぐされているものなのですが、どういう訳か臭いがやや強いものがあるので注意が必要です。(私も昔一度購入したきりです…)

一方で、Solid WhiteはChunkよりもさらに塊感があってごろっとしています。ぎゅっと詰まっていて硬いのでほぐすのが少し大変ですが、私が普段使うのはこちらです。恐らく駐在されている方の多くはこちらのタイプを使っているのではないでしょうか。日本のツナ缶より少し臭みが感じられますが、メーカーによっても違うのでその辺りは後述のオススメ4選をお読みください^^

さらに!そこからin Water(水煮)in Oil(オイル漬け)に分かれます。オイル漬けの場合は大体がオリーブオイルであることが多いですが、他にVegetable oilやSunflower oilなどもあります。どうしても日本のツナ缶と同じような食感が良い!という方はオイル漬けのものを購入されることをおすすめしますが、一缶$2~4程度するので正直コスパが良いとは言えません。。

そもそもオーソドックスなin Water/Albacoaの価格が$1.5~$2.5と日本よりも高め。(良い素材を使っているものだともう少しお値段が上がります)そのためお子様がいて使う頻度が多いご家庭や、多めにストックしておきたいという方には、やはりin Waterの方がおすすめではあります。ちなみにもう少し量が少ないパウチタイプもあるのですが、こちらはサラダにかけたりするようでドレッシングでおなじみのランチソース味や、レモンペッパー、sweet&spicyなど不思議な味付けがされているものが多いです。 笑

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3.おすすめのツナ缶4選!

(カッコ内はおすすめ度です

■Chicken of the Sea/Albacore Tuna Solid White In Water (★★★☆☆)

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アメリカのツナ缶3大メーカーの一つです。特別に美味しいというわけではなくパサつき感は否めないのですが、Solid Whiteの中では比較的臭みが少なくて使いやすいです(メーカーによっては臭いが気になるものもあるので一概にSolid Whiteがオススメとは言えません)。またぎゅっと詰まっているのでボリュームがありどこの現地スーパーでもよく見かけるのが良い点です。Costcoでも買うことができるのでコスパも良く、我が家ではこのツナ缶を買うことが多いです^^♪

Wild Planet/ Albacore Wild Tuna No Water or Oil added(★★★★☆)

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こちらは珍しく水にもオイルにも浸かってないタイプ。にもかかわらず、やはり素材が良いのでしょうか、蓋を開けるとややジューシーに見えます。実際、in Waterタイプのものと比較しても少ししっとりしています。味や食感を含めてアメリカのツナ缶の中では美味しい方ではないでしょうか☆ややお値段が高いのが難点ですが、ツナ缶難民の方にはおすすめできる商品です^^♪ 大きめのスーパー他、Costcoでも手に入れることができます。(イリノイではJewel-Oscoなどにもあります)

■Trader Joe's /Yellowfin Tuna in Olive Oil(★★★☆☆)

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オリーブオイル漬けのキハダマグロを使用したツナです。開けるとこんな感じ↓↓

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Solid Whiteに比べると細かくほぐれていてオイルや魚の臭みは全然気にならないです。フォークで触ると柔らかいのが分かります。そのまま食べてみると、期待していたような旨味はなく意外と淡白なお味。パサパサという感じではないですが、日本のものよりはしっとり感に欠ける印象があります。でもそれ以上に臭みが全然なく、柔らかく扱いやすいのでおすすめです。ピザのトッピングでも使用しましたが、加熱しても臭みが出なかったのはポイントが高いです^^♪

■GENOVA/Yellow Fin Tuna in Olive Oil( ★★★★☆ )

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こちらもキハダマグロのオリーブオイル漬け。GENOVAはわりと種類が多く、パッケージの表記がどれも似ているのでよくチェックして下さい^^;笑 素材の違いはもちろん、塩分の有無、in waterin かin Oilか。Oilの場合もin Extra Virgin Olive Oilもあったりして選びきれません。笑

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何種類か試したもののなかでも、味としてはこれが一番美味しいです!見た目が少し水っぽいというかモロっとしている感じがするのですが、食感&味ともに一番日本のツナに近い!塩気もちょうどよく臭みもない。柔らかくて美味しいし、旨味も感じられます。お値段がもう少しリーズナブルなら★満点でした!
日常的には難しいかもしれませんが、たまにしか食べないというのであれば自信をもっておすすめできるツナです。

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お近くのスーパーで見かけるものはありましたか?^^ぜひ一度試してみて下さいね♫

4.開封後のツナ缶の保存について

一般的なAlbacoa Tunaのin Waterの場合、缶を開けた時は良いのですが日が経つうちに臭みが気になってくるため、私はある方法を取っています。

これはどのツナ缶でも同じですが、中身をほぐしたらまずガラスの容器に保存すること。やはり素材は魚なので臭いが容器に移ってしまいなかなか取れませんので、臭い移りしにくい容器に入れるのがおすすめです。ガラス容器はIKEA、Walmart、Targetなどで手に入るので数を揃えておくと便利です。

▼私はこれの前のモデルを使っています♪

そして臭み対策に、黒胡椒を多めに振ってよく混ぜてから保存をしています。こうすることである程度臭みを抑えることができます。もちろん日にちが経てば効果がなくなってくるので、3~4日以内に食べきることをおすすめします。ちなみに少し多めに振っても辛味はそこまで感じませんのでご安心下さいね^^

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ちなみにこれは裏技?ですが、Albacoa Tunaのin Waterはパサつきが気になることが多いので、サラダやサンドイッチなど、そのまま食べる場合にはオリーブオイルを少量まぶしてしっとりさせると良いです◎まとまりがでるのでラップサンドにする場合も巻きやすいですよ^^

いかがでしたでしょうか?

種類が多すぎて迷ってしまうツナ缶ですが、皆様が選ぶ際の参考になれば嬉しいです♪この記事が少しでもお役に立ちましたら、ぜひ「スキ」ボタンをポチっと押して頂けると励みになります^^♡

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