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大阪の「コスモスクエア」に行った方がいい話し(それと思わぬ答え合わせがあった話し。)。
7月の三連休を使って大阪に行ってきました。
一人旅なのであまり目的地を定めすぎず、テキトーに気になったところをプラプラするスタイルでやっているのですが、なんとなくGoogleマップを見ていると、「大阪湾周辺の埋立地、なんか匂うな〜」となりました。
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たとえばこの「コスモスクエア」という土地。
「埋立地にある横文字の土地にはバブル期にイケイケドンドンで建てた強気な建築がある(そして人がいない)」と相場が決まっているのです。
えっ?そんなの初めて聞いたって?
例えばお台場近くにある「東京テレポート駅」なんかが良い例です。駅前にあるテレコムセンタービルを見てよホラ!こんなでっけえビルに人っ子一人いやしねぇ!
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とにかく、コイツと同じ雰囲気をコスモスクエアから感じたわけです。リミスペ巡礼者を舐めるな。
というわけで実際に行ってきました、「コスモスクエア駅」。
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そもそも「コスモスクエア」はどういう経緯で作られた街なのか、Wikipediaを見てみました。
バブル全盛期の1988年に決定された「テクノポート大阪」計画に基づき、大阪市主体で数々の巨大施設が建設された(咲洲コスモスクエア地区は、同計画の対象となった人工島3地区の一つ)。しかし、1990年代の不景気でそのほぼ全てが破綻し、第三セクターによるムダ遣い、箱物行政の象徴となった上、大阪市の財政に大きな負担を与えている。
「テクノポート大阪」、良い名前だねぇ...。
そして予想通りバブル期に作られた街のようです。
これには期待が高まりますね...。
①なにわの海の時空館
駅から出て当てもなく歩いていると謎の建築物が見えてきました。
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水族館か博物館、資料館のように見えるけれど人が全くいません。洗練されたデザインだけど木がボーボーだったりコンクリが汚かったりでイマイチ整備されていないように見えます。
入口らしきところに行ってみるが、建物内は真っ暗で営業していないみたい。
「なにわの海の時空館」というところみたいです。
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休館日なのかなと思って調べてみるとこの施設、2013年に閉館していました....。
海事博物館というものらしく、大阪湾の歴史とか船に関する展示がされていたみたいですが、入場者数が振るわず閉館といたったみたい。
(海事博物館というのはあんまり流行らないのかねぇ)と東京の「船の科学館」を思い出しながらボヤきつつ...。
(↑以前ここについて記事を書いてるので良かったら読んでくれよな!)
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すこし脱線しましたがこの「時空館」、カッコいいドームがあります。しかも海の中に!
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フランスの有名な建築家が設計していて、中は展示室になっているみたい。ガラスは殆どが汚れていますが、うっすらと中の様子が見えました。
既に廃墟化している悲しい施設でしたが、大変好みのバブル建築で大満足でした。
②大阪府咲洲庁舎(咲洲コスモタワー)
次は(街の中心部になんかでっかいタワーが建っているな...)と思い行ってみることにしました。
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中に入ってみるとビックリ、クソほど広大なエントランスが....!
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アレッ!?mallsoftですか!?
「寂れたアメリカのショッピングモールかと思ったら大阪府の庁舎でした」というコウメ太夫みたいな気持ちになりました。(厳密には全フロアが役所って訳ではないみたいですが。)
しっかし人もほとんどいないしただただ広いしすっげえ空間だな...。
奥に進むとクソデカエレベーター達がお出迎え。ガラス張りでめちゃくちゃカッコいい。
そして人が居ないね...土日だったから?
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「だだっ広い空間に自分以外誰も居ないと凄まじい気分になってくる」というのを再認識しました(つまりはliminal spaceってことです)。自分を見つめ直すのには本当に良いところです。
まとめ
いかがでしたか?(いかがでしたもクソもないですが)
「いやぁ、バブル建築って本当にいいもんですねぇ〜。」という記事でした。大阪観光としては邪道も邪道ですが、やはりこういう所からしか摂取できない栄養ってものはあると思うので、僕みたいな趣味を持つ人間は是非行った方がいいと思います。
みんなも!レッツ埋立地!
③ボーナストラック(思わぬ答え合わせ)
もう少しだけこの記事は続きます(内容としては上記でおしまいです)。
咲洲庁舎を見終えて向かいに見える「咲洲ATC」という商業施設でお昼でも頂こうかなとプラプラしていたところ、初めて来た場所のはずなのに謎の既視感を覚えました。
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なんかこの建物、知ってる....!
この特徴的なガラス張りの箇所と色使い、知っているぞ...!
歩みを進めるとなんか知ってる遊具が見えてきました。
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ああっ!ここに遊具があるということは....!このアングルを取ると....!
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オイ!パソコン音楽クラブ「PARK CITY EP」のジャケットじゃねーか!
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当方、「パ音のジャケットになった場所を聖地巡礼する」という終わっている趣味も持っているのですが、こんな交通事故みたいに聖地の方からぶつかってくるとは思いませんでした... 。
パ音もこの埋立地に何か感じるものがあったのかもね。
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