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ビルディバイドBO3オンライン対戦会「もぎリーグvol.1」

※もぎせんサーバーはビルディバイド対戦用Discordサーバーの名称です。
荒れるのを嫌って招待URLは貼りませんが、原則来るもの拒まずのスタンスで活動しています。
興味がある方は主催のあーちゃん(@aaaachan_tcg)に何かしらの手段で連絡をください!

■はじめに

この記事はあくまで「1Discordサーバー内独自フォーマット」の対戦記録であり、ビルディバイドの環境はこれだ!と断定することを目的としたものではありません。
まだ浸透していない2デッキ制BO3フォーマットでの対戦会を継続的に実施し、独自環境(ガラパゴス環境)を観測をすることを目的としています。

ある程度ビルディバイドを触ったことのある人向けの内容となっております。略称等気をつけていますが不親切な箇所も多々あるかと思います。前もって謝罪しておきます。

■概要

Discordを用いたビルディバイド対戦会
2デッキ制BO3フォーマットを採用
実施期間内にリーグ内総当たり戦を実施(3-4マッチほど)
対戦カード同士での日程調整の上、対戦

■日程

12月16日 デッキ提出期限
12月17日 リーグ発表、日程調整
17〜24日 対戦、成績入力

■参加者

8名(2リーグ)
フリー参加1名(あーちゃん)

■事前メタゲーム予想

2デッキで勝利=同じデッキで2敗したら負け=同じデッキでは2勝できない というこのフォーマットにおいて、突出したテリトリーによる蹂躙というシチュエーションは発生しない。

具体的に言うと、クラウディアに同一マッチ内で2回ひき殺されることはないし、居城ダイアナスの過剰打点で2連敗もないのだ。 

相手の弱い方のデッキを2度叩けば勝ち、とも読み替えることが出来る。
完全にメタゲームを読み切ることができたなら、トップシェアに有利対面を2つぶつけて2連勝。
逆にメタゲームを読み違えれば、1勝もできないお荷物で2連敗しマッチを落とす。

そんな世界の中でテリトリーの方向性を散らすべきなのか、それとも同質性を求めるべきなのか・・・。

アグロ耐性を有するデッキを2種類選択することは困難であるため、クラウディア+速攻系が最有力であるとサーバー内では予想された。
しかし現状、バドラトス搭載クラウディアを越える理不尽パンチを繰り出せる、安定感のあるアグロアーキタイプは存在しない。

次点のビートダウン系はどうしてもクラウディアに見劣りしてしまうため、不意の衝撃はじめ各種軽量除去の前に屈するだろう。

であれば出力の高いアーキタイプを上から2つ選択することが最良の選択肢のように見える。
直近のディバイドバトルにおいてはライオネル・アーセナルフォートの活躍が記憶に新しく、またトップシェアであるマルガレータ、前環境の覇者であるイシュタルテがそれに続くだろう。

選択可能性が高いアーキタイプはクラウディア、イシュタルテ、ライオネル、アーセナルフォート、マルガレータと予想。
特にクラウディア、イシュタルテ、マルガレータのうち2つデッキを選択したなら、出力の低いデッキを2回の押し付けで2連敗させればマッチWINが狙えるため、

クラウディア-イシュタルテ
イシュタルテ-マルガレータ
マルガレータ-クラウディア

この3通りを握るか、3エースのどれかをメタるか、という選択肢のあるゲーム性であると考えた。

マルガレータは2度死ぬと退場する。単騎だと7000ラインを突破できない。毎ターン場を殲滅できるなら恐るるに足らず。しかし殲滅に失敗すると、クソデカ生物が並んでコンバットトリックしながらドローする意味不明な挙動に。何言ってるかわからん。
バドラトスくんとクラウディア両方をケアして立ち回るためにはデコイ戦術が有効。しかし安定してデコイを供給できるデッキはそう多くないのが現状。
実はダメージレースに持ち込んだ方が勝機があるので、太い打点出せるデッキなら案外いける。一点ずつ削る系には負けへん
死なないエースで戦線維持して除去構えてダイアナスクソデカ打点でフィニッシュという挙動はいまだに強い。多色カードで色基盤が安定するようになった。大きめの生物による制圧が厳しい。環境的には向かい風だが、居城でアリアデカくすれば大体どうにかなるのでナディヤ卒業すれば普通に現役

この3テリトリーを押し付け上位群とすると、捌き上位群は下記

ナディヤベストーララビアンがデカくなって殴ってくるし、番人を得て盤面除去力がとても上がったライオネル。リソースの細い赤黒、リソースはあるけど確定除去のない赤青、色事故がこわい赤青黒カラーで、器用貧乏な雰囲気がありましたが多色カード実装で3色が組みやすくなりました。おめでとう。
ナディヤ2号機の実装により、4ドロー達成がかなり容易になりました。面滅ぼして顔、をアド損なく行えるのでとても偉い。テリトリ解放ターンとその返しがあまりにも弱いのが気になるものの、以降のターンで巻き返せたらいいですね。ちょっと打点の線が細いので太打点系に捲られたりする
圧倒的なアドバンテージ獲得能力を有し、溢れんばかりの手札を墓地リソースに変換しながら盤面に居座り続ける新時代テリトリー+エース。発掘調査で除去しながら手札補充は終わってる。
こちらも太めの打点の前に屈しうる。

そんな環境下で、参加者8名は何を思い、何を選んだのか、、、!

■使用テリトリー分布

予想合ってるようで外してる分布

■戦績

グループA


混戦!

2-1
けーさん クラウディア/バルバビロン

デッキ選択意図(長文のため抜粋)
相手のデッキが初見でもこちらのプレイに影響が少ない先鋒クラウディアで相手を見極め、一度見たデッキに対して的確なランデスを打つ、という作戦。クラウディアが勝たないと交代しないので、アイオラは一度見た相手に対面できる(続きはけーさんのnoteで!)
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4-2
2-3
対戦後記
勝ったマッチでは、概ね考えた通りの展開をすることができました。キティラに黒2ランデス、クラウディアに青2ランデスは残虐非道。 一方で、負けたマッチでは、プレイスキルの不足(経験値不足)から正しい選択肢を取れず、バルバビロンで2敗してしまいました。ランデスしないという選択肢を取れず、柔軟に動けるメリットを潰してしまったことが痛恨の極みです。 ということで、プレイヤーが下手であったこと以外は、実験としては概ね良い結果だったと思います。
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2-1
明日菜さん クラウディア/キティラ

デッキ選択意図
誰と戦うかがわからなかったので単純にアグロにもコントロールにもどちらにも勝ち目のあるデッキを2つ用意することにした
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3-1
2-3
対戦後記
クラウディアは役目を果たしてくれたがキティラはポテンシャルこそ高いものの、B03用の調整には失敗していたように思われる 何故ならアグロとコントロール両方に勝ち目があるとは言いつつクラウディアに不利を食らうこと、そしてそのクラウディアがかなり多いだろうと予測していたのに握ったこと 更にはコントロール全般に対しても戦えるだけでランデスに弱いわ流行ると思われるマルガレータにリソースである発掘が撃てないことで不利を被るしでデッキ選択を中ミス+キティラの構築に小ミスしている
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1-2
向坂さん クラウディア/メリッサ(鐘楼)
Talismanさん マルガレータ/ライオネル

グループB


3-0デッキ選択は・・・?

3-0
アウルさん 水の呼吸/ライオネル

デッキ選択意図
使い慣れたものを使っただけ とりあえず速攻系いるやろで、1デッキ目はアグロが見れそうなミッドレンジ、2戦目は勝っても負けても同じの(別の使えるけど) 勝てたら3戦目はデッキ理解して対戦できる
https://twitter.com/4Kauru/status/1607216920620859393?s=20&t=nkatZO4q0-6DDMbt55QFBw
4-1
4-1

1-2
ろあさん キティラアイオラ/ディオフィリア
sphereさん ファランクスレベッカ/アーセナルレベッカ
フィルさん クラウディア/ファランクスレベッカ

■戦績分析(先攻勝率、テリトリー別勝率)

先手勝率/後手勝率

クラウディアのせいなのか、ビルディバイドの性質なのか・・・?

テリトリー別勝率

サンプル少なすぎるので参考記録。大規模大会でデータ取りてえ~


■雑感

クラウディア中心の環境

蓋を開けてみるとクラウディアと何を握るか、或いは何でクラウディアを叩くか、というゲーム性。
クラウディアとコントロールデッキで勝ち越したリーグAの二名と、バスター枠にデコイを8枚投入し、軽量除去全体除去まで用意した炭治郎+癖のないライオネルで3-0したリーグBのアウルさんが環境にマッチした選択をしたといえます。
エキシビションマッチでけーさんとアウルさんに戦っていただき、アウルさんが全勝でもぎリーグを終える形になりました。

1戦目水の呼吸vsクラウディア
後手の5マナターンで青炭治郎で相手のリコルドを処理。相手バドラトスで1枚目でキャピタル。中盤もバドラトス引かれてバスター1枚あり4点ヒットでライフゼロ。そこから、デコイを1枚ずつだして、除去を構えつつ水の呼吸や取引でデコイを並べて勝ち。
2戦目ライオネルvsクラウディア
デコイがいないので速攻で負け。
3戦目ライオネルvsバルバビロン
エナジー7枚までいったけど、制圧作戦で5枚、セットしても次のターンで4枚にされライオネルとしては天敵だなと感じつつなんとかナディヤ、取引でアド稼ぐ。相手はドローソース引けずだらだらしてたらエナジー13枚まで増えて最後はライオネル3体で殴って勝ち。
もぎリーグvol.1戦績フォーム

おまけ:たったひとりの最終決戦-あーちゃん、未練がましいフリー参加戦績

一応エントリーしていましたが、参加人数調整のために運営にまわりました。とは言えせっかくデッキ作ったので、暇な参加者捕まえて遊びました。参考記録です。

デッキ選択意図
押し付けデッキで練度低いデッキを2回ボコって終わり

4-0

4-1 
マルガレータの弱点である殲滅された後にどう巻き返すか問題を、グラナルートを持って無理くり克服したかったリスト。ブーストからの最速マルガレ後は2ヒット生物投げ続けてたまにテリトリーが成功して、掘り進めたらいつかグラナに会えるよね、という方針。2面並んだら勝ちなのでグラナくんは結構噛み合い良い。
4-1
ナディヤからの卒業を図った。アリアが偉い環境。7000ラインを意識した構築で、仮想敵はマルガレータ。ダイアナスはアリアアリアで盤面志向か、ルルベラでリソース回復。ヴェロニカの枠は要検討。
対戦後記
参加すればよかった・・・。

次回予告「もぎリーグvol.2」

開催日時:2023年1月13日-20日(デッキ提出期限:1月12日)

こんなテンションで対戦会をしています。興味のある方は一緒にBO3ガラパゴス環境を楽しみましょう!連絡待ってます!!!



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