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ビルディバイドBO3オンライン対戦会「もぎリーグvol.3」

※もぎせんサーバーはビルディバイド対戦用Discordサーバーの名称です。
荒れるのを嫌って招待URLは貼りませんが、原則来るもの拒まずのスタンスで活動しています。
興味がある方は主催のあーちゃん(@aaaachan_tcg)に何かしらの手段で連絡をください!

■はじめに

この記事はあくまで「1Discordサーバー内独自フォーマット」の対戦記録であり、ビルディバイドの環境はこれだ!と断定することを目的としたものではありません。
まだ浸透していない2デッキ制BO3フォーマットでの対戦会を継続的に実施し、独自環境(ガラパゴス環境)を観測をすることを目的としています。

ある程度ビルディバイドを触ったことのある人向けの内容となっております。略称等気をつけていますが不親切な箇所も多々あるかと思います。前もって謝罪しておきます。

■概要

Discordを用いたビルディバイド対戦会
2デッキ制BO3フォーマットを採用
実施期間内にリーグ内総当たり戦を実施(3-4マッチほど)
対戦カード同士での日程調整の上、対戦

■日程

2月2日 デッキ提出期限
2月3日 リーグ発表、日程調整
3〜10日 対戦、成績入力

■参加者

5名(1リーグ)

■事前メタゲーム予想


クラウディアが高シェアを占めつつも、なかなか勝ちきれないもぎせん環境。その背景には青黒系除去コントロールの存在があった。

もぎリーグ2時点でのクラウディアの対非クラウディア勝率は63.6%

しかし不意の衝撃・呪術師の謀略・キャピタルブレイカー・切り札等除去クイックコマンドをきちんと採用できる青黒系テリトリーでソートをかけると、勝率は44%まで減

トレンドは除去コントロールに移るか、あるいはクラウディアキラーとの前評判のあるスカーの出番か?といったところ。

ハガレン実装後初のリーグ戦であり、スカーの他エド兄弟も選択肢に入りうるくらいの出力があると見ている。
4解放後エナ加速、6弟orアームストロング大佐→7エド兄弟の太い挙動はさすがセカンドシーズンのコラボといったところか。
反面、こちらも能力誘発タイミングが攻撃時であるため、キャピタルブレイカーはじめ構える挙動の前に屈するとみられる。

ディバイドバトルをまたいでの開催、かつ新弾発売直前ということで参加者減傾向だが、今回はどのようなメタゲームが繰り広げられたのか!!!

■使用テリトリー分布


クラウディアの霊圧が消えた

■戦績


3-1 sphereさん

4-1 傷の男

形になってしまいました。傷の男です。
発掘調査+邪悪な取引をデッキエンジンとし、赤抜き三色構築。
発掘調査で非バスタースカー蘇生ハンドコストを供給、攻撃制限と自己蘇生持ちユニットの相性がよく、スライサーもチャンプブロック要員として優秀。満を持してバスタースカーで〆
賢者の石でのコマンド踏み倒しも視野。
仮想的クラウディアこそ不在でしたが、その制圧力をいかんなく発揮したようです。お見事。

3-4 レベッカ

黒の除去・デコイを採用したレベッカ。
ルーティン系がその分減っている影響がどう出るか。

以下、使用者のメモ

VSもとや
①後手、傷の男、イシュ、負け
素で7000がやっぱり面倒。
ユニット貯められてエネ伸ばされてショットから仕事引けずに負け。
②後手、傷の男、マルガレータ、勝ち
お互いに魂価値の打ちどころ勝負
あいてがショット全ユニットタイプなのでちまちま叩いて勝ち。
③後手、アーセナル、マルガレータ、勝ち
相性差的に負けはほぼない。
マルガレータ2体盤面とか作られたけど盤面のユニット+簒奪&新兵器で突破。
VSけー
①先手、傷の男、バルバビ、勝ち
八咫烏辛い。
相手魂価値見えるのが早かったので後半のバスタースカー殴れずに停滞。
最後はショットから仕事踏んで勝ち。
②後手、アーセナル、バルバビ、負け
途中、引きが緩くて新アイオラ除去出来ず劣勢。
ライフレースするけど一歩及ばず負け。
先後逆ならなぁ。
③後手、アーセナル、バド、負け
一体目のグラナはサックリ除去出来たけど開放事故起こしてゼルヴィに簒奪撃たざるを得なくなって、終盤で開けはしたけど、グラナ2体並べられて負け。
VSアウル
①後手、アーセナルフォート、炭治郎、負け
後手だからエース引きにマリガンしたらドロー系全く引かず負け。
②先手、アーセナルフォート、ライオネル、勝ち
相手8エネで解放だけど事故で復活コストなかったようで+ベストーラ。
復活なければ細かく除去しながら立ち回ればいいので除去コンして勝ち。
③先手、傷の男、ライオネル、勝ち
相手が引きが渋いようでバスタースカーを超えれずヒット重ねる。
あまりカウンターが稼げなかったけど最後は仕事からのパンチで勝ち。
正直ここだけ逆にしたのは完全に人読みなのでスカー先出だとワンチャン負けてたかも。
VS明日菜
①先手、傷の男、キティラ、勝ち
メイチャンが親の仇のように殺されるけど、適度にカウンター貯めてバスタースカーでヒット重ねる。
バスタースカーは番人で潰されるけど、取引で回収しながらスカーぶつけて勝ち。
②先手、アーセルフォート、キティラ、負け
中盤どちらもドロー系引かず、出す→除去られるの不毛な争い。
取引引かなかったこともあり、手なりでドローしたら終盤こちらの山札が先に切れるのが確定の状況に。
最後にワンチャンかけてアタックするも、しっかり対処握られてて負け。
③後手、アーセルフォート、マルガレータ、勝ち
マルガレータはお客様。
解放前にユニット貯めて、相手のマルガレータ除去してからショットユニット倒せるようにちょびちょび殴って勝ち。
<雑記>
完全に分からんごろしの感だったけど、がちがちのコントロールと生半可なビートデッキを殺しえるスカーは割といい感じ。
ただ、8弾発売で勤勉と怠慢が増えるので6500や9000が超えられやすくなるためスカー的にはきつい環境になりそう。

スカーは素のスタッツがあまり高くなく、攻撃時こそ非バスタースカーでのバフがあるが、それ以外のシチュエーションでは7000ラインに屈する仕様になっている。
しかし、対クラウディアだけでなくある程度の対面を見れるということはもぎせん内メタゲームに更に奥行きをもたらしたと言える。

マルガレータは出力こそ高いものの、現在の除去トレンドに合っていない模様。黒レベッカがうまくマルガレータを狩り、勝ち越しという結果となった。

3-1 もとやさん

4-1 イシュ
3-2マルガレータ

オルタ採用居城イシュタルテと、ショットユニット全振りマルガレータで初参戦していただきました。

汎用性の高いデコイ。かつ2ヒット
このサイズ感かつデコイ、というのは他の追随を許さないスペックであり、アリアとダイアナスの枠を1ずつ割いて採用する価値は確かにありそう。色シンボルもそこまでキツくなく、イシュタルテ解放次ターンの挙動としても悪くない。

マルガレータは除去ショットを全て切り生物全振り方針。2敗は上記スカーとレベッカでした。使用者メモ参照。

生半可な殴り方をするとアラジンやヘルメースがフルスペックで登場してしまうので、立ち回りとしては普段のマルガレータとは変わらないと言いつつも、そのショットユニットの数から保持しておきたいハンド除去の枚数管理が大切になりそう。

アリアはじめスタンドアタッカーの有無で戦いやすさが変わってきそう。やはりアリアが強い。

2-2 けーさん

4-1 バルバビロン

4-1バルバビロンがあるのになぜ…?と思った方はけーさんのnoteを読んで下さい。

■戦績分析(先攻勝率、テリトリー別勝率)

先手勝率/後手勝率


収束してきた?先手若干有利感は多分その通りで、けれど後手からも全然勝てないことないよくらい

試行回数にバラつきがあるので参考程度。このテリトリーはこんなもんじゃない!覆したい!という方はぜひ参加してください!

雑感

8弾出たのに7+ハガレン環境の記事書く奴がいるらしい・・・。
新弾実装後、どのようなガラパゴス的環境推移が見られるか、今から楽しみです

BO3フォーマットは、勝てないデッキを持ち込んだ時点で敗着です。2デッキで1勝ずつしなければならないので。

非常に遊びのない、修羅フォーマットですが、その中でこそ不要札のない洗練されたリストが、環境に求められられているカードが見えてくると確信しています。

もぎリーグ4  かみんぐすーん!!!


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