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人の意見に、いつも惑わされる

久しぶりに精神科医の大熊先生に会いに行った。

半年ぶりに、カウンセリングを受けるために。

近頃、とくに辛いことや嫌なことはなく「心は好調」だ。

しかし、そういう時こそ用心しなければいけない。それは、経験則的に感じていた。

高級住宅街の一角にある医院の扉を開けると、白を基調とする穏やかな空間が広がっている。

今日は週明けの月曜日で、会社勤めの人々は中々来れないせいか、珍しく空いていた(いつもは混んでる)。

待合室に座った途端、ふと私は、この医院の扉を初めて開けた日のことを思い出した。

そうだ。たしか、あの日も月曜日だった。

当日、サラリーマンだった私は得意先に向かう途中、「あぁ、なんかもう全てが一切合切、全部無理」と突如ヒステリーを起こしてしまい、あの日、この病院に駆け込んだ。

あれが2018年の終わりだったから、もう、あっという間に4年が経ったということになる。

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