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喪失と獲得について(大熊先生の診察1)

日本で生活をしていると、心療内科に行くとかいえば、結構な勢いで「ねぇ…?大丈夫…?何か悩み事でもあるの?」と言われてしまう。

だから、非常にカジュアルには言いにくいのだが、私は大好きな先生がひとりいて、特別、悩み事がなくても定期的に診察に伺っている。

先生の名前は、大熊先生という。(ちょっとだけ仮名)

私は仕事柄、定期的に『聞き手のプロ』に自分の思考を的確にキャッチしてもらい、脳みそを洗浄する必要があると思っている。

だから、診察自体は非常に和やかに進むし、診察を受けた後は、心がフワフワに軽くなっている。

だから、単純に定期メンテナンスとして伺う。

こういうことを、多くの人が見ているSNSで、万が一口を滑らせようものならば、「重たい人間」だと思われてしまうから怖くて言えない。

ただ私は、日々、生きていく上でどうしても芽生えてしまうインスタントな希死念慮がある。

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