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「もうこの人以外、愛せない」なんて大嘘

近頃、完全に恋愛よりも仕事に気持ちに向いているため、生まれて初めて「他人から恋愛の話をされてもまったく興味がもてない」という珍現象が起きている。

そんなこと、あるはずがなかった。

なぜなら私の20代といえば、恋愛に悩み、恋愛中毒に陥り、恋愛で落ち込み、恋愛で自信を喪失し、恋愛の快楽で自己肯定感を高め、そしてまた崩壊するような人生を送ってきたからだ。

関わってきた男性の数は多くはないが、なんというか「恋愛が人生の一大イベント」であることはこれから先、未来永劫、決して変わらない事実として君臨し続けると思っていた。

ちなみに、いま書いている小説は恋愛物なのだが、登場人物には目一杯恋愛してもらい、傷ついてもらい悩んでもらい、不幸になってもらい、そこから立ち上がっていただきたい。

だから、作品のなかの彼らはドロドロに恋をしているし、ドロドロに迷い、もがきながら愛を探している設定だ。

私も、彼らに全て注いでいる。

たまに性的描写が含まれるシーンを執筆している日の夜、淫猥な夢を見ることがあり、「あれ?私、欲求不満なのか?」と動揺する日もあるけれど昼間になるとケロッと忘れている。

だからそれは、そこまで本気の欲求ではないのだと思う。

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