明月の工房改築日誌②
☝️こちら、これまでに書いていた関連記事です。
京都市の北部、鞍馬山や貴船さんからほど近い山のふもとに暮らしている私。
昨日の昼間から降り続いていた雪が積もり、今日なんかは雪山と化していました。
仕事は実家の家業である西陣織の織物のデザイン(設計などの仕事に近いこと)をしています。
糸の段取りなどをして、京都府北部海沿いの与謝野町にある機場へと送って、織り上がった織物を検品して納品するまでの諸々の業務を日々こなしています。
今現在はそれらの業務を実家で行なっているのですが、一般のお客様にきていただけるような場所ではないので、私の自宅の離れをアトリエへと改築して私たちの作業場としてや作った織物を直接見ていただける場所に改築いただいている最中です。
前回の日誌①では、屋根の解体から新たに壁を作るための土台と玄関を作る基礎工事の途中までが進んでいました。
今日(1月21日現在)は雪が積もったので、作業はお休みでしたが、年が明けてからというもの、新しい壁やロフトなどを作るための段取りを着々と進めてくださっていました。
以下、進捗のご報告〜。
2022年1月7日
仕事始めの日。
本当は年末に済ませておきたかった仕事だったようですが、年始早々にコンクリートを流して土間と基礎を作ってくださいました。
お天気も良く晴れたので、凍結などの心配はせずにすみそうです。
2022年1月8日
建物横の駐車スペースにもコンクリートを流し込んでくださいました。
2022年1月10日
私たちは9日・10日の連休を使って出雲大社さんへ弾丸ご参拝に行っていました。その間も工事は進めくださっていました。
工事とは関係ないですが…。アメブロの方のブログには出雲大社さんの旅の詳細を書きました。ご興味ある方はどうぞ〜。👇
ちょうど、10日の17時すぎ頃に自宅に帰り着いたら帰り際の次郎さん(大工さん)たちに会えたので、ばっちりお福わけのお土産をお渡しすることができました。
2022年1月11日
柱や針や土台などの材料の、杉やヒノキなどの木材が届き搬入されていました。
例のコロナの影響で、物資類の生産や流通が滞っていて、給湯器などの電化製品の半導体などのパーツ類がなかったり、以前だったら流通していた諸々の資材の供給が少なくなっているそうです。
そんな事情もあって、資材含めた”モノ”の値段は高騰しているし木材も入手が困難なのだそうです。
なので、今回仕入れていただいたのは、北山杉などで有名な京北町にある材木屋さんが山から切り出された杉やヒノキなど。
2022年1月12日
大工の次郎さんの別の顔は、アバンギルドという京都のアングラ(アート系)音楽シーン&コミュニティを作ってきた要のようなライブハウスの店長さんです。
バンド活動をずっと続けている夫も、若い時分ライブハウスに入り浸っていた私も20才前後からめちゃくちゃお世話になっています。
この日はお店の厨房機器の取り替え工事に入るとのことで、こちらの現場はおやすみだったのでした。
2022年1月13日
玄関の土台になるヒノキを加工して据え付けてくださっています。
色味は防腐剤とのことですが、ヒノキは杉に比べて耐朽性が高いようですね。
土間のコンクリートも乾いてきている様子ですね。
2022年1月17日
材木が着々と組み立てるためのパーツとして加工されています。
柱の材などの両端に凸を作って、土台の材などには凹が作られているようです。
大きいパーツや小さいパーツがどのように組み合わさっていくのでしょうね。
2022年1月21日
屋根裏部屋はロフトにして、お絹や糸などの在庫を入れておくスペースにしてもらうつもりでいます。昨日はロフト部分と吹き抜け部分とのスペースのことついて打ち合わせをしていました。
昨日の20日までに材料のほとんどが加工されていて、本当なら今日から壁や屋根やロフト部分の組み立て作業に入る予定だったとのことでした。
けれど、予想外の大雪なので今は無理はせずに。
さてさて、準備の整ったパーツがどのように組み上がるのかは、次回をお楽しみに〜。
フランスからスペインに抜けて進む、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼旅へいつか出たいと思っています。いただいたサポートは旅の足しにさせていただきます。何か響くものがありましたらサポートお願いします♪