マガジンのカバー画像

つぶやきの浜辺

514
日々の気づきをつぶやいています。内側に満ちてきた言葉を紡いでいます。 寄せては返す波のように、ただあるがままに。
運営しているクリエイター

#瀬織津姫

ことばにできないことがあって、その周辺を編み込むようにことばを紡いでいる。めには見えないから共有はむずかしい。けれど確実にここにあるもの。両極の境目で揺れる。
けれど高々数十年の命だからこそ、こちら側からしか見られないものを堪能する。一度きりの人生の望を生きることが全て。

溢れる想いを堰き止めておくことなど出来ない。奥の方から湧き上がるものがあるのならこの世に形作り生み出そう。歌でも言葉でも舞でも絵でも涙でも。ムダに思えたとしてもいつか、あなたが生きる為の希望になるかもしれないし、誰かの心に届きあなたと世界との架け橋になるかもしれないから。

世界がパラレルに立ち現れてるみたいに思える日だった。茹だる暑さが非現実感を加速させた。世界は幾重もの伏線を伴いながら、永遠のいまに交差している。あの日の選択を後悔するより、いま目の前にあるこの時を懸命に生きること。私たちは変わることができるし、未知の世界へも踏み出すことができる。

はるか遠くから聞こえるような呼び声に耳を澄ます。深く自分の内側に潜るとき、その声の手ががりをみつける。扉を開ければもう見失うことはない。私の中にあるのだから、失う恐れも必要ない。結び目をつくり自由へと解放するほど、固く結ばれる。凧が高く飛ぶほど糸が張り結び目が絞まるみたいに。

内側から溢れてくる歓びに素直でいたい。
魂からの願いがそこにはある。私たちがその歓びを生きる時、愛につつまれ自分らしさとともにある。
他の誰とも同じ人はいない。あなたはあなただけ。だから、外をたよりにするのではなく、いつも内側の歓びとともに在ろう。

音は波動そのものだと思っているわたし。振動が直接鼓膜に響いて受けとるものなのだからそのまんまだね。
"意味"や"内容"や"ビジュアル"だけでなく、音や響きを軸として人と繋がりたいなぁと思う近頃。なんとなく心地よいとか、好きとかっていう触覚や感覚を磨いてもっと働かせたいなと思う。

もしも命の瞬きを目でみることが出来たなら、地球は無数の光で織り重ねられた美しいタペストリーに違いない。時とともにキラキラと色が変わる玉虫みたいな。自分の色をもっと輝かせたいなら、奥深くにもぐって閉じた蓋をあけてみたらいい。きっと眩い光がすでに瞬いてる。あとはただ蓋を開けるだけ。

大きく跳ねる前には、少し沈み込むことが必要。重いものを持ち上げる時も腰を入れて足の屈伸を使う方が動かしやすいもの。沈み込んだ後には、事が大きく動くことも多い。
嵐の前のように静けさの中にありながら始まりの渦を感じているこの頃。
目の前にある扉を開けたら別の物語が始まる気配がする。