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つぶやきの浜辺

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日々の気づきをつぶやいています。内側に満ちてきた言葉を紡いでいます。 寄せては返す波のように、ただあるがままに。
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2022年9月の記事一覧

この世界に立ってここにいるということは、何かしらの理由がある。自分との約束と世界との約束が成り立ったからここにいられるんだろう。
自分を肯定し世界を受け入れたら、道筋がみえてくる。いま目の前にある世界で思い切り息を吸い、自分に取り込みながら私だけの約束を今日も果たしていく。

誰かを応援できる喜びはきっとこの世界の豊かさのひとつ。何でも思いどうりにはままならなくて、でも、応援や頑張りでお互いのエネルギーが相乗効果で高まっていく。
そこで生まれる熱量が高いほど感動や喜びを分かちあっていけるから。

つなぎ目の時は無性に眠くなるみたい。
新しく始まるあれこれへ無意識に準備し始めているのかな。きっとここから2022年の締めくくりまで怒涛の中を過ごしていくのだと思う。
新しいエネルギーへ変わって行くし、変わらざるを得ないのなら、自ずから変化へと身を投じていこうと改めて腹を決める。

帰れるところがあるのは幸せなこと。ホッと安心して力をぬき疲れを癒す場所。感謝とリスペクトと愛があり、ただいまって言えばお帰りって返ってくる。そんな場所がいくつかあるならなお幸せ。私自身が誰かにとって"帰れる存在"であれたなら、私の帰る場所もそこに見つかるだろうしそうありたいもの。

自分の弱さを認めるのって難しい。自分で何とかできるし、しなきゃって思うほどに袋小路に入っていく。見通しが悪くなった時は、弱みに気づいて受け入れることからすべては始まるもの。認識し受け入れて、勇気をだして外にだすことが大切。その先に、理解があり解決の糸口がきっとある。

いくら言葉をつくしても心が繋がり合う瞬間にしか"伝わらない"もの。受け取り手に受け取れる素地ができた時に初めて伝わるものだから、言葉はすれ違いがち。けれど、繰り返しでも伝えたいことがあり、伝わる事が嬉しいから、今日も言葉のボールを投げかける。いつかあなたに伝わりますようにと。

人へと与えられる愛の大きさは、自らに与える愛の大きさと比例する。与えても余りある愛の源泉は、自らへの信頼と肯定と愛。 本来的な愛の中には厳しさも同居し、生半可にその愛を受け取ることがままらないこともある。けれどその厳しさこそ、人を自立・自律へと導き自由へと解放する鍵となる。

言葉にできない感情のさざ波が立つ時、ここではないどこかへと旅立ちたくなる。逃避行への憧れ。けれど、必ず巡り来る同じ事柄のループ。さざ波を起こす風を”先へと船を運ぶための追い風”へと変えられるかどうか。私達はきっと越えられると分かっている。それは強く在り光へと伸びようとする魂の姿。

「お香は神様の食べ物なんだよ」って昔ベナレスで出会ったインド人に教えてもらった。だから、神様や目に見えない存在へ供えたい時にお香を炊く。香りたつ煙で繋がる目には映らぬ存在を思い祈れば、小さな自我すらも香りを通して浄化される気がする。嗅覚を通して繋がる世界の奥行きは想像以上に深い。

信頼することは私にとって、その相手に選択を任せ委ねること。どんな選択も任せて応援すること。助言を求められたら応えるけど、人には失敗がつきものだし、各自責任を負うならば失敗はその人の宝物になるはず。
その過程や経験も含めて、豊かさを分かち合える関係の中に"信頼"を育てたいもの。

同じ言語を用いても、伝え合うことの難しさを感じることがある。すぐ近くにいるのに遠い。お互いの価値観の相違で生まれる断絶。人として”同じ”でありながら美意識や目指す場所や欲求の”違い”。
人として同じという前提に立ち、違いをクリアにしてその差異を埋めるために必要なのは、相互理解。

人は人と繋がり合うために言葉を持った。言葉を伝え他と繋がり、言葉を用いて要を満たし命を繋ぐ。けれど言葉を超えて繋がり合える領域もある。懐かしい香り、いつか見た景色、あの日の笑顔、美しい芸術、それらの”心を動かす何か”が遺伝子の中に息づいる。それは誰しもにある遠い命の記憶。

とても"遠く"に感じていた場所なのに、気がついたらいつか辿り着いていた。あんなに乞い願ったことも今は当たり前のような顔していつも側にある。だからきっと今の願いも夢もいつか叶えられるんだろう。そして振り返り思うんだ。世界は愛に満ちていて素晴らしく、私だけの人生を生き抜いたんだって。

長くて暗いトンネルが続くとだんだん不安になってくる。けれど、決して終わらないトンネルなどなく道はどこまでも続いていく。 今は真っ暗に思えても先へと進むことで、そのうちに目も慣れていく。そのうちに視界が開けて光の世界を進むことができるようになるからきっと大丈夫。