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つぶやきの浜辺

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日々の気づきをつぶやいています。内側に満ちてきた言葉を紡いでいます。 寄せては返す波のように、ただあるがままに。
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2022年5月の記事一覧

立ち止まって考えたり不安になったりする時もある。そういう時こそ、足元にある小さな喜びを味わうといい。小さく咲いた笑顔を大切にして、在りたい姿をしっかり抱きしめたら、そこが幸せの国の入口。完璧な理想が大事なのではなくて、小さな喜びの積み重ねが私の宝物になる。

感謝する心は、受け取ることができる心。
感謝の深さは、受け取った深さ。
深く感謝することは、深く受け取るということ。
心からの感謝の中に循環の入口がある。

今ここにある身体は無数の命と遺伝子を受け継ぎ与えられたもの。これまでのどんなご先祖が欠けても私という存在は生まれ得なかった。これまでのあらゆる命と存在に感謝し、命を繋ぐ尊さを知る。全ての存在の経験が今の私に受け継がれている。だからこそ、私達はどんな未来も選び切り拓くことができる。

名もない小さい花が咲いている。誰にも気にとめられることもない。
ただ生を全うし、花を咲かせ結実し種を落とすだけ。静かに咲き風にゆれる小さな花に誰も称賛などしないけれど、そこにある着実な営みそのものが美しい。
そのたたずまいにこそ美が宿っている。

地上から下を想像してみたら、地表・土や石ころ・水脈・岩盤、さらにその奥にマグマがある。そのマグマは地球の生命エネルギーそのもので熱く燃える。
私たちが大地と深く繋がる時は、地球の生命と繋がる時でもある。生命を食し、地球と繋がり星に導かれ私たちは生かされている。それが自然なこと。

真っ暗闇の中にいると感じる時ほど、光は背中合わせにある。自分自身の中にある闇をしっかり受け止めれば、その中に必ず光を見出すことができる。どんな闇にも底はある。そこから光を求めれば闇の深さに応じ、さらに眩い光を手にすることができる。だから、諦める前に自分の中の光を信じてみてほしい。

人の中に瞬く光。それは私達がすでに持っているもの。命の中に燃える炎のように、あなたの中に明るく光っている。閉ざした扉を開けることはあなたの為だけでなく、他の人の行く道を照らすこととなる。だから怖がらずに扉を開け踏み出そう。そうすれば世界はもっと明るい光で満ちることとなるのだから。

生まれ持った星を知り、受けいれ、生きることができたなら、愛の中に生きることと同義だと思う。それは星の導きによって、宇宙の愛の息づかいの中に生きる事だから。
自分を受け入れ、人の星をも受け入れることで深い調和がもたらされる。人の輝きを後押しする行為は、祈りに通じる神聖な事と思える。

ニュートラルでいられることが何より心地いいと感じるこの頃。
素のままで、自分らしい言葉づかいでやりとりして、好きな色を世界に見出しながら、楽しみや美しさを共感し合える人と心を交わす。それだけでみたされるもの。
だから、いつでも真ん中にいられるために、今日も内側の声に耳をすます。

自分をしばるもののひとつに「言葉」がある。人からかけられたり、信じ込んでいる言葉で認識の世界は構成されている。とするなら、自分を解放するものとして言葉を求めて自ら紡ぎなおせば、これまでと別の扉を開くことができるはず。人は無力ではない。言葉の魔法を使えばいつだって世界は変えられる。

"進め"のサインって案外色んな形で受け取ることができて、少しゾクゾクってしながらも気持ちが昂る方を選ぼう。予想以上の事が起こるのがこの世界のいい所。未知の経験をするために産まれてきた私たち。理屈も常識も超えた世界がこの先にあるって信じて飛び込むと、そこに新しい価値がみつけられる。

私たちがよく使う「ご縁」という言葉。目に見えない働きを皆感じていて、自分の経験を(ある意味)豊かにしてくれる出会いに思いを寄せるものです。自分自身の存在をちゃんと周りに知ってもらい(発信して)、「ご縁の働き」を信じ導きをあるがままに受け入れたら、然るべき所へと繋がれる気がします。

目にみえることよりもっと奥の方にある、本質的なことに焦点をあててみれば、世界はまた違った彩りでみえてくる気がする。
いまみえている美しさがより強く光を放ち、本質的な色味をまとう。そんな世界をみつめながら生きることができたら、人生が幾重にも輝くだろうと思う朝。

河原をお散歩していたら、ある場所を境に蜻蛉(ドラゴンフライ)がたくさん集まる所があった。蝶や蜻蛉はどこか別の世界との間を生きているように思える瞬間がある。目に見えない世界からのサインを送ってくれているかのように、風にのりながら私たちにそっと囁く。私たちはいつも繋がっているよって。