人を参考にはするけど自分と比べてはいけない
こんにちは。2021年も明日が最後。
最近本を読んだり映画をみたりしている中で、感じたことがたくさんあります。
それを忘れないように書き残していきたいと思うものの、なかなかできていません。
2021年がどんな年だったかについても含めて、改めて自分自身の心と頭を整理するつもりでまた今度書こうと思います。
今回は「人を参考にはするけど自分とは比べない」ことについて思うことを綴ろうと思います。
私は会社だと人事部に所属しているのですが、実際に担当している業務は傍から見ると人事っぽくないかもしれません。
採用や社内向けに、会社の魅力を伝えるための社内報記事を書いたり、
サムネイル画像を作ったり、紙のチラシやパンフレットを制作したり等、
ちょっとライターやデザイナーもどきな仕事をやっております。
最近は少ページの冊子を制作しており、illustratorを使って一人地道に作業しています。
人事にいながらデザインや制作系を担当するようになった経緯はいろいろありますが、デザイナーではなく全くの素人が独学で勉強してやっているという感じです。
ありがたいことに、社内では「このチラシ素敵ですね!」とか、褒めていただけることはあるのですが、
あくまでもデザインを本職としていない「社内・部署内では」の話なので、自分のデザインが優れているとは全然思いません。
ただ、できないことができるようになることとか、制作物が形になっていく過程が楽しくて、
「もっと上手くなりたい」と前向きな気持ちで取り組めています。
自分のデザインのスキルアップのためには、何よりも手を動かして経験を積むことが大事。
そこで私は、時々クラウドワークスのコンペ案件を探して、デザインを出してみたりしています。
コンペなら誰でも応募できるし、例え自分のデザインが採用されなかったとしても全く問題はない。
なぜなら、お金を稼ぐ目的ではなくあくまでも自分の経験のためだから。
それに、コンペは自分が「もう無理だ―」と思ったらそこでやめればいいし、自分を苦しめることなくマイペースにできるところも良い。
コンペ案件を見つけてチャレンジできそうなものは制作して提出すれば、それが自分の実績(ポートフォリオ)になるし、
そうやって積み重ねていくことで徐々に自分に自信を持てるようになったり、ポートフォリオを実績としてアピールできるようになるから。
今はお金を稼ぐことよりも実績を積むことの方が大事だから、マイペースに焦らず、自分でしっかりと考えた上でコンペに出すようにしています。
コンペによっては、他のクラウドワーカーが出したデザインも見ることが出来るんですが、時々それを見て気後れしてしまうことがあります。
自分は自分なりに考えて、精一杯制作して「よし、これでOK!」と思って応募しても、他の人のものを見ると
「うわー、このデザインすてきだな。自分のとは全然違うな…」と
他の人と自分を比べて一瞬落ち込んでしまうことがあるんです。
でも、どのデザインが「良い」かどうかは人によって感じ方はそれぞれだから、他の人と比べて自分で自分を勝手に「劣っている」と考えてしまうのは
単なる被害妄想だなと思ったんですね。
他のデザイナーと自分のものを比べて落ち込むのではなく、自分のデザインの引き出しを増やす材料にすればいい。
私がコンペに出すのはコンペに勝って採用されたいわけではなく(あわよくばという思いはありますが)、
デザイン制作の経験を積むことで、自分のスキルを磨き実績を残していくことだから。
他のデザイナーの制作物を見て圧倒されるということは、それだけ今の自分が思いつかなかったアイデアにたくさん触れられているというわけで、新しいことをたくさん吸収していけるということだから。
他と比べて勝手に落ち込むより、他の人から学んで自分のものにしていけばいい。そう思いました。
小学生の時も確か国語の授業で習ったはず。
「みんな違ってみんないい」ってね。
経験を積んで自分に傲慢になってはいけないけど、自分のものもこれはこれで良い!と自分で認めてあげることが大事。
向上心をもって取り組もうとすると、自分にストイックになってしまう癖があるけど、
辛いことや苦しいことにあえて立ち向かっていこうという頑張り方じゃなく、
肩の力を抜いて楽しく続けられるように、マインドコントロールしていきたい。
そう思ったのでした。
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