好きじゃないことって、楽しみ方を知らないだけかもしれない

みなさんおはようございます、ユシアです。

みなさんは好きなことってありますか?
そして逆に、苦手なこと、嫌いなことってありますか?

誰にだって、好きなもの・嫌いなものはあると思います。

僕は小学生の頃から「社会」が嫌いでした。
算数や理科などの、科目の「社会」です。
高校になって、社会の中にもいくつか分類があることを知りましたが
地歴公民、すべてダメでした…。

でも本を読むことは好きです。
小説が好きです。
だから中学生くらいのころに、薄々気づいていました。
地理や公民はともかく、歴史は物語と同じ。
小説が好きなのであれば、同じように楽しめるはず、と。

実際に、史実を題材にしたコンテンツはたくさんあります。
小説はもちろん、漫画やドラマ、映画などなど。
そしてその中には、絶大な人気を誇るものも多いです。

それでも僕は、歴史嫌いを克服できませんでした。
いくつか好きな小説はありましたが(『永遠の0』とか)
それでも「歴史が面白い」と思えませんでした。


先日、ある舞台を観に行きました。
イザナミとイザナギを題材としたストーリーでした。

イザナミとイザナギ、それが神様の名前であり
その二人が日本を産み出したということは知っていましたが
それ以外のことはほぼ全く知りませんでした。
公演中に何度か「これは有名な話ですが」という台詞も出てきましたが
僕はそれらのことは一切知りませんでした。

こんな本が書けるということは、相当調べたに違いない。
元々歴史がお好きな方なのだろうか、羨ましいな。
と思いながら見ていましたが、とても引き込まれる作品でした。

多分これを、何かの書籍で読んでいたとしたら
僕は途中で飽きてしまったに違いありません。
しかし、映像化(舞台なので厳密には「映像化」ではないですが)されたことによって
それを「面白い」思った。
それに感動した。

ということはつまり、その物語の中に
僕が「面白い」と思える何かが、最初からあるのだと思います。
あとはそれを、自分がどう受け取るのか
自分がどう咀嚼するのか。
それによって最終的に「面白い」と思えるかどうかが
変わってくるのではないでしょうか。

僕はこの舞台を見て「イザナミとイザナギのお話をもっと知りたい」と思いましたし
日本の神話についても調べてみたい、と思いました。
一度この舞台を見たことで、きっとそれを「面白い」と感じられるのでは
と思っています。

嫌いなことは誰にでもあります。
でももしかしたらそれは、楽しみ方を知らないだけかもしれません。
その中にある「面白い」を見つける方法を、知らないだけかもしれません。
それを「面白い」「好き」と言う人に楽しみ方を聞いてみたら
新しい発見があるかもしれませんよ。

20代後半ゲーム好き。Youtubeにてゲーム実況を始めたばかり。好きな人と好きなことをして生きていくことが目標。