恋も愛もいらない気分にひたる

ほかのnoterさんの影響で、
クラシック音楽を流しながら、記事を書きこむことも多くなった。

何がどうだという知識は分からないのだけれど、
ハミングはいつもクラシック、と言う彼のことを思い出し、
私の０が彼の１００に近づくことを願っているのかも知れない。

私の１００は彼の０だったこともあるじゃないか、と思い直して、
何かしらのいつもの勝負ごっこのように、行ったり来たりしている。

Tamaki Kawakami　さんの記事を読んで、感動の感度に感動した。

すべて心のままに。

どうしていつも私は天邪鬼の癖がぬけないのだろう、と振り返る。

すぐにめんどくさくなってしまう。

分からないものは、分からないままでいいと思ってしまう。

見栄を張るべき位置が、少しずれている。

全部分かる訳がないのに、分かりたいと思ってしまう。

よりかかりたいのに、よりかかれないでいる。

甘えたいのに、甘える場所が見つけられないでいる。

明るくて素直な友人を羨ましく思うのは、
自分には到底なれない姿だからと思う。

そういう場所は随分昔に、もう失ってしまったし。

どうして素直になれないんだろう。

素の私はどこにいるんだろう。

どうして感じないようにして暮らしているんだろう。

答えをどうやったら見つけられるんだろう。

こんなに回り道をして、
「自分探し」と言う、手垢の付きすぎた言葉を取り出してみる。

ソンナンアホラシ　

まるで恋愛がメンドクサイというような、若者と同期している。

人とのかかわりは無駄だとか、他人の匂いは嫌だとか、
思い通りにならないと面白くなくて、それでただ反抗してるみたいな。

つまりは、自分の知らない拒絶がきっと増えているんだろう。

全部受け入れているはずなのに、
それは見た目だけで、胸の奥で切って捨てているだけなんだろう。

探すことに、意味を感じないように拒絶している。

あの人ならどう答えてくれるだろうか。

今日も容赦なく雨が降っている。

8時間後に、君が見る雲を見上げる。