夏の恋歌*天の川に浮かぶ恋心
天の川
ふたりで分かつ 悠久の
いつかは逢わん
裾の凪にて
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お彼岸の記事のタイトルにした文言が入ってます。
亡くなった人を偲んでの言葉でもあります。
天の川は初秋、秋の季語のようですが、
そこは度外視で良いとのことで、夏のイメージです。
天の川というと七夕の織姫と彦星の話が思い出されます。
「離れていてもいつかは逢える」
「元気に暮らしていることをお互いに願う」
そんな気持ちを共有できるのではないかな、と思いました。
人はどんな悲しみに見舞われたとしても、
自分から希望の方向を見つけて歩き出すべきと思います。
長く続く恋心は辛くても、恵まれた出逢いだと気づく日まで。
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山の源泉からの、急な流れで、危険を含んだ川であっても、
海に出る頃にはその顔を変えている。
思い描いたのは、小さな湧き水からの細い川。
それでも海まで遠く、広くなったり、支流に分かれたり。
海に出る前の浅瀬の場所では、
歩いて渡れるくらいの、気持ちよい場所があるのかも知れない。
その場所を見つけるには。どんな川であっても、
ただ遠くて、長い長い時間がかかるのだと思う。
失恋だって、相手を思って、懐かしむ再会があるのなら、
まず自分も幸せになるために、前を向かなければ。
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