人と過ごすと良いことがあるもんですね

2018.11.13

朝、バイトのために家を出ると、玄関にカギをつけっぱなしだった。もしも、寝てるときに勝手に家に入られたりしていたらと思うとゾッとした。


昼から友達と新宿花園神社の酉の市へ行った。
思えば誰かとお祭に行くのなんて小学生の時以来かもしれない。
お祭自体は好きなのだけれど、私はいつもお祭で短時間でストイックに買い食いして終わるタイプだった。
誰かと一緒に行く意味を感じたことが無かった。

去年買った熊手。千円。
熊手は毎年大きくしないといけないらしいので、今年は去年より少し大きい熊手を買わなければならない。
友達に付き合ってもらって、必死に熊手を探す。
毎年大きくしないといけないことを考えると、今年は二千円くらいで探したい。しかし、丁度良い熊手はなかなか見つからない。
人といると、私は心強くなって少し強気に出られるタイプなので、お店の方に予算と希望する熊手の大きさを相談してみた。
すると、丁度良い熊手を売っているお店を紹介してもらえた。

有料オプション的なものも予算内で沢山つけてくれ、かなり良い熊手を買うことができた。
これも、友達と行っていたからだと思う。
一人ならこうはいかなかっただろう。

そして、一人なら屋台で買い食いして終わるだけだったが、念願の店で呑むという体験ができた。
甘酒もいつもより優しい甘さに感じる。
今、思ったのだが、人と一緒にいると良いことしかないのでは?
今までうだうだ悩んでいたことも友達に話すと、何となく踏ん切りがついたような気がする。
やっぱり人と過ごすと良いことしか無い。
人と行ったお祭は自分が思っていたよりすごく楽しかった。

友達と別れ、電車に乗っているときに思ったのだが、今朝、玄関にカギをつけたままだったのは、「心の扉を開け、もっと人と過ごせ」という思し召しだったのかもしれない。
今日のように人と過ごしてみるのも良いかもしれない。

しかし、普段人とほとんど話さない人間が一気に喋ったので、完全にノドがかれた。
ゆっくり、人と馴れていこう。

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