まさかハノイで自分の心に向き合おうだなんて。
いちばん好きな街かと言われると、そうではないと思う。いちばん印象深い街かと言われても、やっぱりそうではないと思う。
だけど、帰国寸前のノイバイ空港で「わたし、絶対またここに戻ってくる」そう思った。晴天に包まれた滑走路を眺めながら、旅の余韻に浸っていただけなのかもしれない。だけど、直感的にそう思ってしまった。
わたしはハノイの虜になっていた。
ハノイをはじめて訪れたのは2018年11月。ベトナム発の大好きなテーブルウェアブランド「amai」の食器を大量買いしたくてひとり旅