私の身体を殺させません




ちゃいます それを否定してるんじゃないです 非難もしてないです そもそもそういう 極端な思考は出来ないんです 事実として明らかであるのは 私はそれを 様態やタイミングを吟味して 状況を読みつつ 身体の声を聴きながら適切に 適度な分だけ行うということなんです オアノットとかじゃないんです それだけの文章量では表現できない営みをしているだけで というかそもそも営みとはそういうものです でも一方で不思議なことに ただそれだけをしていて もうそれをそれとしてしていることを忘れてしまうほどにそれしかしなくなっている人の目からは そのことに関する私のようなやり方は むしろ極端に偏執狂的に感じられるのだそうです そう言われると私は驚きます それを極端に偏執狂的に行い過ぎて もう一様なやり方で一辺倒にそれしかしなくなって硬直している ということにさえ気が付けなくなっているのはあなたなのに なのにどうして何を言っているのか というかそれはそれはそれ以前に どうして私にそんな声を掛けたくなったのか そのことは知っているのか あなたの下で呻いているあなたの身体の声を あなたは聴いているのか 私に代わりに聴かせようと お前の代わりにお前の身体が 私を求めていること 気がついていないのか そうか何にも知らないのか だからそんな無垢な目をして無意味の言葉を 投げ付けてこれるんだな ならば殺すぞ 私の身体を殺させないために










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