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境界 皮膜と波動


力 開き 流れ 渦

力として在り 開き 力として 力に触れる 力を通す

力 として に を 触れる 観る 通す


視る 聴く 嗅ぐ 舐める 観るとは 触れることの特殊な形態である

比喩としても発生としてもそうである

触覚 体性感覚 内外への原始感覚によって 私達は観て 行う

触れるということを可能にしたのは皮膜という境界であり 皮膜の発生を促したのは波動 より正確には波動の偏りである そして皮膜が触れるのは波動である もちろん偏っている

私達という境界 皮膜は波動の偏りによって発生を促されたのであるが 一度発生した後には波動の偏りの その移り変わりに対抗するようになる つまりホメオスタシス 生理における自己同一性を獲得する 皮膜に包まれる内臓はその手段かつ表現でしかない そして 生理における自己同一性 へのさらなる感覚 知覚 これは意識と呼ばれている

境界 皮膜として波動 の偏り をどれほど感知するかには個体差がある

言い換えれば 意識の範疇に 自己同一性の揺らぎ と 自己同一性を揺らすところの波動 そしてのその偏り を収める程度には 深い個体差がある

これは善悪でなく言葉でもない




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