年輪廻



思い出して語り出すまで忘れていた

あれ なんだっけ

忘れるべきことを思い出して君に伝えた

あのとき これをさ

忘れたいことを思い出さないように強く願い

時として義務のように思い出してはまた忘れ

日常のような記憶の迷路を辿ることは散歩に似て

私はあなたの詩を初めてのように暗唱する

お疲れ様 私の中でまた会いましょう




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