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ときをはかって



じかんが

こころといのちを継ぎ合わせていたころ

あれはきもちがよかった


でも 錬金術師が時計を組み立ててから

あれは説明しなくちゃならなくなって

あれを説明すればするほど

こころといのちは離れていった


だから

いっせーのーせでジャンプして

ひとつのところでだきあって

首をもたげて指をからませ

わたしは わたしの

うちがわと そとがわを

感じる




ae